これまで私の大切な時間をぽつぽつと綴ってきました。
気がつけば、そこには何度も父と母が登場していました。☺️
そしていつの間にか、2人の話もずいぶん増えていました。
いつもは大日如来のように、ビカー!!と家族を照らし、大丈夫だよ!と根拠のない安心をくれる母。
その後ろで静かに控えている父。
母の手に負えないことが起きると、母がくるっと後ろの父を振り返る。やおら、父がゆっくりと立ち上がってテーブルに着くと、母が阿吽の呼吸でお茶を淹れる。
私たちは「あ、とうとうお父さんを召喚したな。」と思う。
こんなバランス感覚で生活してきた私たちだけど、普段は穏やかで時々笑いも入る家族です。
こんな2人の掛け合いと、私たち家族の小さな物語をここに集めておきたいと思います。
大日如来のような母

天真爛漫な母のこと|母の日に寄せて
太陽みたいに明るくて、天真爛漫な母。三女として育った少女時代の話から、反対を押し切って人生を切り開いてきた姿、そして娘として受け取ってきた眩しさまで。母という人を、少し離れた場所から見つめて書いてみました。

たまご焼きの思い出
母のたまご焼きは、薄い塩味に大根おろしを添える昔ながらの味。卵焼きの香りとともに思い出すのは、台所で母にその日の出来事を話した時間でした。気がつけば、その味も、その時間も娘へと受け継がれています。
静かなラスボス、父のこと

実家のスモモを接ぎ木で残した父|令和の花咲じいさん
花を買ってくる母と、黙って育てる父。実家の庭は、そんな二人のやさしい共同作品でした。夫婦の姿から、私が受け取った大切なものを綴ります。

令和の花咲じいさん、受難の歴史
「令和の花咲じいさん」こと父は、家庭菜園に情熱を注ぐ本格派。毎年新しい挑戦を続ける父ですが、その畑にはどうにも勝てない相手がいるようです。

令和の花咲じいさん、続きの話
家庭菜園歴うん十年の父と、天然な母。実家を訪ねると、またひと騒動あったらしい。話を聞けば聞くほど、思わず笑ってしまう「令和の花咲じいさん」夫婦の、平和な一日です。

父の誕生日に寄せて|新しいことを楽しむ人
父の誕生日に思い出したのは、LINEギフトに挑戦する姿と、私の名前に込めてくれた願い。年齢を重ねても新しいことを楽しむ父から、今も学ぶことがあります。

元気なら、それでいい。
父には、どうしてそんなふうでいられるんだろう、と思うような出来事がいくつかある。母は「お父さんは人がいいんだから」と笑う。私もそう思っていた。でも、父が見ていたものは、私たちとは少し違っていた。

兄弟の時間を守りたかった父
高齢になった伯父を支え続ける父。地域包括センターへ相談したことで見えてきたのは、支援を受け入れる難しさと、兄弟だからこその深い思いでした。家族だけでは支えきれない現実と、見守りの意味について綴ります。

無意識に特殊詐欺を撃退してしまう父の話
実家にかかってきた特殊詐欺の電話。家族が困っているとすぐ動いてしまう母に対して、父はいつもの調子で「ゆっくり話してごらん」。詐欺だと見破ったわけでもないのに、なぜか犯人を撃退してしまった父の武勇伝です。
父と母と、娘の私

菜の花の利根川から猫の唐沢山へ — 両親と過ごした春の一日
菜の花が揺れる利根川の土手を眺めながら、両親と佐野方面へ春のドライブ。佐野ラーメンを味わい、猫たちがのんびり暮らす唐沢山を散策した、穏やかな春の一日。

三世代で日光の休日を楽しむ①私はすっかり「娘」に戻った
両親と娘と、三世代で日光へ。輪王寺を歩き、明治の館で食事をして。父のひと言に、私は久しぶりに「娘」に戻りました。

三世代で日光の休日を楽しむ② 大人になった孫娘と、変わらない家族
雨の中禅寺湖、父のビール、娘のご機嫌、そしてチーズケーキ。大人になっても変わらない、それぞれの性格が見えた家族旅行の後半です。

ヒヨコ3人、スマホを買いに
スマホに弱い父・母・私。ヒヨコ3人で買い替えに挑んだものの、頼りになったのはやっぱり娘でした。笑いあり、感謝あり。家族っていいなと思えた一日の記録です。
こうして、集めてみるとずいぶん書いたものです。父と母はこれからも変わらない掛け合いを続けていくでしょう。これからも、きっと増えていきます。


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