50代、初めてのまつパー体験レポート

※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。

仕事中から、なんとなくソワソワしていた。今日は、まっすぐ帰るんだ、残業しないぞ。

19時からまつげパーマを予約しているのだからな。

最寄りの駅に着いて、地図を頼りに、てくてく歩く。

え、ここ?

駅前の焼き鳥屋さんの2階。細い階段を上がる。ホントかよ・・・。

初回限定で、半額以下に釣られてここへ来た。大丈夫かしら。

自動ドアの向こうには、若くてかわいらしいお姉さんがカウンターの向こうに立っていた。

服装はラフ、エプロンをしている。

あぁ、よかった。エステティシャンみたいな格好をしたバレリーナみたいに髪の毛をビシッとあげたお姉さんが出てきたら、緊張するって思ってた。

すぐに通してくれた。

ふかふかの1人がけのソファ。まず、カウンセリングに記入する。

アレルギーの有無とか、仕上がりの希望とか。

わからないので、自然なカールにチェック。

さっきのお姉さんが担当だ。横にナイト座りをして、話をしてくれる。
片膝を立てて、騎士のように控える、あの座り方。まるで、お姫様になった気分。

「自然なカール、とされていますが、みなさん、根元から上がるのを選ばれていますよ、その方が変わった感じがしますから。」

「え、そうなんですか、じゃあ、、それで行きましょう。なんせ、初めてですから、よくわからないです。」

「はい。かしこまりました。」

笑顔で言って、簡単な手順を説明してくれた。これからどんなことをするのか、教えてくれたことは大きい。とても安心だ。なぜなら。ここから先は、出来上がりまで目を閉じていなくてはならないから。

歯医者さんのように、椅子が倒れて行き、水平になると、明るくなった。

目のまわりを、保護するために、弱い粘着テープを上下に貼る。

髪の毛のパーマと同じように、ロッドにまつ毛をくっつけていく。

あとで、どんな感じだったんだろう?と気になって、ネットで調べたら、ロッドが思ったより太くて、そこにまつ毛がくっついているから、なんか、気持ち悪い。

虫みたい・・。

しばらく音楽を聴きながら、待っていれば、完了。

仕上がりの確認を、と手鏡を渡された。

しあがりぃー?

恐る恐る鏡を覗くと、あらら!

くりーん!とまつげたちが、立派に立ち上がっていた。

決まりすぎて、ちょっと恥ずかしいくらい。

いかがですか?

「え、ああ、いいです、だいじょうぶ…」

半ば、びっくりしながら、確かに目元は少し可愛くなったけど、そうなると他のシワやらが気になってくるな。これが美容の罠ってヤツなのか・・?

なんてことを考えていたので、お姉さんが注意事項を言っていたらしいが、あんまり覚えていなかった。

家に帰ってきてから、顔を洗っていいのか、わからなくなった。

娘に写真を送り、まつパーかけてきたよ!顔洗っていいんだっけ?と聞いた。

いいじゃん!うん、あんまりゴシゴシしないように気をつけてね、と教えてくれた。

50代でも、まつげはキチンと上がってくれました。確かに、少しいい気分です。

楽しい体験でした。

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50代になって初めて美容を楽しむことにした私。ベリーショートと調光レンズで素敵になった友人との会話から、まつげパーマに挑戦するまでの出来事を書きました。年齢を重ねても、自分を少し好きになる楽しみは始められる。

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