※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。
息子はとにかく、無くしもの、忘れ物の王者。忘れ物をしない日はないし、たぶん、注意されない日はなかったに違いない。今日は、息子のトンチンカンな歴史を紹介しよう。
小学生の頃、忘れ物をしないように、連絡帳に目を通そうとした。だけど、連絡帳自体がない日もあるし、あっても書いてない…。
「ねぇねぇ、これじゃ、先生が持ってきてほしいものとか、チェックできないんですけどー?
なんで、なにも書いてないのよ、他の子が書いてる時間、君はなにしてんの?」
と聞いたことがある。
「たぶん、喋ってた!笑」
あっけらかんとしている…教室での様子が目に浮かぶようだ。
授業参観に行った時、友達がせっせとランドセルに教科書を詰めたり、メモをとっているのに、息子はベラベラと楽しそうにおしゃべりしていた。なるほど、こういうことか、と納得。
忘れ物をして、少しは困ればいいんだ。と思っていたのだが。
あまりにも、とっ散らかっている部屋を整理したら、同じ教科書が2つあるではないか。
教科書の後ろを見ると、友達の名前。
あぁ!!
「ちょっと!ダメじゃないの、友達、探しているんじゃないの?」
「ええー?あ、ホントだ。」
別の日も、持たせたはずの体操着が玄関に置き去りになっている。
「ねぇねぇ、今日、体操着、置いて行ったでしょ!怒られちゃった?」
「ううん。違うクラスのやつに借りたから、大丈夫。」
え!!
借り物競走か…?
ある日、先生から連絡があって、
「クラスに置いてある、貸出用のお箸が、とうとう全部なくなっちゃったんです。そろそろ、返却してもらえませんか?」
なんだって・・・?
カバンの底から、真っ黒になった再起不能のお箸が、何本も出てきた。自分の箸をなくしたのか、洗うのが面倒だったか、毎日のように教室にあるお箸を使っていたようだ。
新しいものを買って、お返しして丁重に頭を下げる。本人は、のほほん、としている。
私が仕事を始めた高学年の頃。母のところに先生から電話がかかってきた。
「すみません!!お子さんが、お子さんが膝を打って、怪我をしました。膝小僧が割れたかもしれません!」
「ええ?」
大丈夫ですよ、授業を受けてから帰るように言ってください、と母が言ってるのに、先生はすぐに受診するように勧めるので、母が言ってみると保健室でピンピンしていた。確かに傷はあったようだが。
「体育館の石の階段から飛び降りたら、どうなるかな!と思ってさ、飛び降りたら膝で着地しちゃったんだ。」
…バカだね、まったく。とにかく、やってみてしまう。
中学生になると、息子のカバンはパンパンに膨れ上がり、ものすごい重量級になってきた。
明らかに他の子とは違う厚み。
「時間割がどっか行っちゃったんだよねー、だから全部入ってる。」
ええ!!まだ、春なんですけど・・・
ドラゴンボールの亀仙人の修行みたい。
息子は何度も叱られているんだろうけど、落ち込まない。対策の方向がちょっと変わってる。
荷物が多すぎて机に入りきらなかったのか、先生の教卓まで私物化していたことを知ったのは、三者面談の時に先生が笑いながら教えてくれた時だった。
高校生の時、お弁当を持たせていた。どこのお母さんも同じだと思うが、お弁当箱を当日に出さないし、洗わない。
普通は、文句言いながら息子のカバンから引っ張り出して洗ってあげるのでしょうけど、、
うちの場合は、そのお弁当箱を学校に忘れてくる。しかも、何個も。笑うしかない
「ねぇーー、笑、もうお弁当箱、ないからね!どーすんのよー、お姉ちゃんのまで使っちゃってー。」
何日も経ってしまったお弁当箱。もはや誰も開けられない、パンドラの箱と化した。
…お母さん、開けないからね。開けないから。
というわけで、息子のお弁当箱、箸に至るまで、全て「使い捨て」に切り替えることにした。
親子の毎日の葛藤に、お金で決着をつける形だ。笑
それなのに。
「ごちそうさまー!!うまかったよー!」
使い捨てのカラのお弁当箱を、丁寧にナプキンで包み直して持って帰ってきた。
なぜ?笑
「今日さぁー、友達が、お前、ウーバー頼んだの!?って言ってたーー笑」
親子でゲラゲラ笑ってしまった。
生まれて以来、この調子の息子には、怒る前に、どうにも笑ってしまう。
笑ったら、負け、なのだ。もう、叱ることなんてできません。
そうくるなら、こっちもこうだ!!と知恵比べの毎日。なかなか、楽しいですよ。
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