家族エッセイ

家族の物語

カタチを変えて受け継がれていくもの|戦わない強さを、息子から教わった

私は人の尊厳に関わることには敏感で、間違っていると思うと真正面から向かってしまう。そんな価値観は、どうやら子どもたちにも受け継がれていたらしい。ただし、そのカタチはまったく違っていた。娘は信長タイプ。私は秀吉タイプ。そして息子は、しなる竹のような家康タイプだった。
家族の物語

パンドラの箱 ― 忘れ物王者の息子と、開けてはいけないお弁当箱

忘れ物をしない日はない息子。教科書は増え、体操着は借り、ついにはお弁当箱まで行方不明に。何日も経った弁当箱は、もはや開けてはいけない「パンドラの箱」だった——。怒るより笑ってしまう、親子の知恵比べの日々。
家族の物語

世界中の母が息子にハマる理由

Xで見かけた“息子のひと言”に、通勤電車で泣きそうになった。娘と息子、どちらも育ててきたけれど、息子って時々、まっすぐに愛情を投げてくる。母たちが「息子に弱い理由」を、少しだけ思い出した話。
家族の物語

実家のスモモを接ぎ木で残した父|令和の花咲じいさん

花を買ってくる母と、黙って育てる父。実家の庭は、そんな二人のやさしい共同作品でした。夫婦の姿から、私が受け取った大切なものを綴ります。
家族の物語

『お母さん、ちょっと言いにくいんだけど』大学生の息子からの電話

上田でのポタリング旅を楽しみ、ホテルでほっと一息ついていた時、珍しく大学生の息子から電話が。「お母さん、ちょっと言いにくいんだけど…」親はいつだって、電話一本で最悪を想像してしまう。原付、違反金、仕送り前倒し——呆れながらも笑ってしまう、我が家らしい親子のやり取りを書きました。
家族の物語

親子喧嘩のその先に見えたもの|大人になっていく息子との距離感

奨学金の書類をきっかけに、久しぶりに息子と本気で言い合いになった。ちゃんとやったのに伝わらなかった悔しさ。そして、怒りの先で見えた、少しずつ変わっていく親子の距離感について。
家族の物語

春になると思い出す、娘の小さな花束

小学校からの長い帰り道。娘の姿が見えず、不安で探しに行った春の日。ようやく見つけた小さな娘の手には、私のために摘んできた野の花が握られていました。毎年、花が咲き始める季節になると思い出す、ほろ苦く温かい記憶です。
家族の物語

ご縁がつないだ出会い|息子の就活と大先輩のはなし

ご縁というのは、不思議なものだと思う。大学の記念式典で出会ったひとりの大先輩が、息子の世界を少しずつ広げてくれている。就活の中で見えてきた、その人らしさと、つながっていくご縁の話。
家族の物語

息子ってかわいい、けど時々憎らしい

息子から「尊敬してるよ」と言われて嬉しく眠った夜。けれど次の電話では、また憎らしい一言が。かわいくて、腹が立って、それでもやっぱり愛しい。親子って不思議です。
エッセイ|記憶と時間

私の自転車愛の原点

補助輪を外された日の流血、自転車で利根川まで走った夏の日。スパルタな母との思い出をたどりながら、今の私の自転車愛の原点を振り返ります。
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