姪っ子と過ごした、じんわり幸せな夏休みの一日

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

小6の姪っ子。夏休みに入って暇してるらしい。

下には2人のわんぱくボーイズがいて、いつも少し冷めた目で見ている。

もう小6だし、ついてきてくれるのは、今年だけかもしれない。

と思い、思い切って、「遊ぼう」と連絡してみた。

ごま助にも会いたいと言っていたから、二つ返事で来てくれるという。

急いで掃除機をかけ、お茶を作り、待っていると、弟から、電車で行かせるよ、と連絡が入った。

姪っ子の住む街から、電車で数駅ある。途中で各駅停車に乗り換える、というタスクもある。

大丈夫かしら。

10:44に着くはず、小さな駅の改札口で待っていても降りてこない。猛暑で顔中汗が滲んでくる。どうしよう。

よその子どもを預かることは、本当に神経を使う。

やっぱり迎えに行けば良かったかしら…

弟からは、「携帯は持ってないけど、電話番号のメモは持ってるよ。チャージが足りなかったのかな。」

とのんびりとしたメッセージ。

ええ!チャージ額を確認しないで駅に降ろしたの!信じられん…

何本かの電車を見送り、ようやく姪っ子が手を振りながら降りてきた。

電車が遅れて、駅で待ちぼうけだったそうで。

ほっと一息、家に連れて戻ると、ごま助CEOが、んん!?という顔で腰を浮かせた。

「ごまさん、前に会ったことあるでしょう?」

押入れに隠れるまではせずに、近づいてきて、匂いを確認、コイツ、誰だっけな。

という風情。

チュールと猫じゃらしで意気投合、最後はじゃれあってカプ!と腕を甘噛みしていた。

慣れるのがごまにしては、早い。

先日の4DX体験が忘れられず、姪っ子と市内の映画館へ行くことにした。

今日は、キングダム。

前回の経験を生かして、荷物はロッカーに入れ、濡れて寒いと困るから2人分の上着も準備。

大平原を舞台に、何万人もの兵士が戦闘を繰り広げる画面は、確かに迫力があった。

でも。歴史好きの私は、

戦乱の世を終わらせるために、統一国家を作りたいという心情がもう少し丁寧に描かれていたら、物語に入り込めたのに、と思った。

息子に戦闘シーンは凄かったけど、テーマが曖昧で残念だった、とラインしたら、

「歴史好きには、戦の大義名分、大事だよね、」と返ってきた。

そこで、あ、なるほど、私は少しみんなと違う視点で歴史物を見るから物足りない感じがしたんだな、と気がついた。

一方、姪っ子は、イケメンの戦闘シーンが面白かったらしく満足していた。

弟夫婦から、夜までありがとう、と感謝されて、食事や映画のお代金を渡すから、と言うので、これはご招待なのだから、と断った。

思えば、私が子育てをしていた頃は経済的に苦しくて、娯楽に使えるお金は少なかった。外食だってほとんどしていなかったと思う。

息子と10歳違う姪っ子。私はあの頃、子どもたちにしてあげたかったことをして、笑顔が見たいんだな、と思った。

3人きょうだいで、いつも我慢しているお姉ちゃん。1日くらい、好きなものを食べて、弟たちに差のつく4DX体験をさせてあげたい。

そんな私の願いを全部叶えさせてくれて、笑顔をくれた姪っ子に、私こそ感謝している。

ありがとう。

じんわりと温かい、幸せな夏休みの1日でした。

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