歴史って、人の噂話みたいで面白い。息子とのLINEから

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

唐突に、息子からラインが届きました。

「鎌倉時代の後って、南北朝時代?室町?」

私は「歴史」が大好きです。覚えるのが、本当に嫌。と嫌う人もいますが、私にとって歴史とは、人の気持ちが積み重なった話なんです。

どんなに昔の人でも、偉人と呼ばれる人でも、感情は変わらないものだと思っています。

喜んだり、怒ったり、悩んだりする気持ちは、今の私たちと同じ。

どう思ったのか、を想像すれば、次の行動に納得できる。それが紡がれて「歴史」になったのかな、という捉え方をしています。

嬉しくなって、文章を書き出しました。

鎌倉幕府を滅ぼしたのは、足利尊氏。

その後、建武の新政があって、天皇中心の政治にしたんだけど、

「やっぱり、武士を大事にしてないじゃん!」

という反発が起きて、尊氏は室町幕府を作った。

で、尊氏は後醍醐天皇と喧嘩しちゃったから、
他の天皇を立てた。

だから、天皇家が北と南に分かれて、戦うことになったんだ。

ここまで書いて、あ、年号はいつだったかな?と思ってAIで調べて

つまり、1333年、鎌倉幕府倒れる。

1336年、室町幕府作る。

室町時代は、1336年からなんだけど、この時代の最初の頃は南北朝時代が重なっているんだ。

とつけ足した。

息子から、AI? それとも、aiko? すごくわかりやすい!

と返ってきた。

😊私が書いて、AIで年代を確認して解説しております。

と書いてから、確かに、AIで調べたらわかることなのに、私に聞いてきたんだなぁ。

これが、AIの文章だけだったら、私に聞いてきた意味がないよなぁ、と思った。息子は、私の解釈が聞きたかったのかもしれません。

私は歴史を見るとき、それぞれの感情を考える。

足利尊氏は、鎌倉幕府の政治に嫌気がさしていて、京都の天皇という存在に憧れを持つようになった。

新しい政治を天皇と一緒に作ってみたい!

だけど、がっかりした。不満の声も聞こえてきた。

やっぱり新しい武家政治をするべきだ、と決意した。

一方の後醍醐天皇にも理想はあったと思う。でも、その理想と武士たちとは分かり合えなかった。残念だったかな。

そこまで、考えてしまう。

学生時代に塾講をやってた時も、中学生にこんな調子で話していたような。

息子が、なぜこんなことを聞いてきたのかというと、

ゼミで訳している論文が、14から16世紀のインドの話で、その頃の日本って何してたんかな、って思って、歴史好きの私にラインしたらしい。

歴史って横の糸を考えるとおもしろいよね。

と返したら、わかるぅと受けてくれたのが嬉しかった。

それからは、歴史解説の面白い動画を息子に紹介したり、そのインドの話、教えて!とお願いしたりした。

私はいつも、思いついたことをポンポン息子のラインに送る。別に返信がなくても気にしない。

猫の写真だの、作ったパンだの、いろんなこと。

「数日間LINEを返さなくてすみませんでした」

思いがけず、息子が謝ってきた。

「いえいえ、LINEは私書箱なんで、面白いと思ったことをどんどん詰め込んでおくので、まとめて読んでください。笑」

と返した。これが私の本音。

「ありがとうございますー😭」

という少しおちゃらけたメッセージが届いて、笑えた。

お母さんのLINEにマメに返信する男子大学生など、いるわけがないじゃないか。と思う。

こうやって、たまに私のお便りを読んで、感想をくれたり、おもしろいやりとりを楽しんだりすることが、私の楽しみでもあるし、息子とのちょうどいい距離感なのです。

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