※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。
堺雅人さん主演の真田丸を見て、是が非でも上田に行きたくなってしまった。
今頃は、田んぼに水が入って、新緑が美しいだろうな…
そんな時、棚ぼたで連休が舞い込んできた。
こ、これは行かずばなるまい。
頭の中はずっと真田丸のテーマが流れっぱなしになっている。
上田に近い小諸には、ほろ苦い思い出がある。
30年も前の話になってしまった。大学時代、収集実習で小諸に合宿した。
毎日、宿のおばさんたちが作ってくれる丸くて大きなおにぎり二つとたくあんが笹の葉にくるまったお弁当を持って、4、5人の班に分かれて、山の上の集落へ向かう。
住民の方はみんな親切で、家にあげてくださることもあった。
昔は、もっと家があったんだけどねぇ、不便だから、みんな里に降りていってしまったのよ。
と言っていたな…
住民からの聞き取り調査と、集落にあるお寺の墓石、地蔵や道祖神などの石仏調査を教授は毎年行っていた。
私たちは、山の中に小さな祠を見つけた。見つけてしまったら調査しなければならない。
祠の扉を恐る恐る開けると、中には恐ろしい形相の不動明王。
写真を撮り、寸法を図り、スケッチしなくてはならないので、少しだけ手前に動かさないと…と友達が手をかけた瞬間、
ああ!!
何かにつまづいて転び、顎を石にぶつけてしまって、出血した。
「さ、触ったからだよ!そうだよ!怖いよ!」
調査そっちのけでみんなで逃げ帰ってしまった。
あれから、不動明王を見るとあの時のことが思い出される。
私たちの調査隊など、いい加減なものだ…役に立っていたのやら
それに、私は調査どころではなかった。後にも先にも、この時だけ、地理学科の男子に一目惚れしてしまったのであった。
どうしたんだか自分でもわからない。
彼はバイクで小諸まで来ていた。その行動力が眩しかったのかもしれない。
しばらく、彼のことを想い続けていた。叶わなかったけれど…
そんな信州に再び行こう。実習の帰りに寄った温泉にも行ってみたい。
当時は確か在来線で行ったけど、今は信越線は横川で途切れている。
軽井沢まで新幹線を使い、そこからローカル線しなの鉄道に乗り換えることにした。こんな物好きな人は珍しいと思う。上田まで新幹線で行けるのだから。
ウキウキとチケットを買って眠りについた。
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▶︎【信州旅②】上田へ向かう車窓から|父を思い出した朝
(近日公開)
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