かわいそうで食べられない。|息子のために作ったキャラ弁の思い出

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

先日、パン教室でカレーパンを作りました。

カレーパンは私の大好物ですが。揚げパンだから、カロリーが心配でなかなか手がでません。

だけど、パン屋さんで見かけると、ああ、食べたいなあ。と思うパンなのです。

今回は大きな事件もなく笑、みんなが大満足の仕上がりで、先生の趣向でクマさんになりました。

スライスチーズを丸くくり抜いて、ココアで目を描いて…いろんな表情をしたカレーパンたち。

あら、うまいわねー!と仲間が褒めてくれました。

笑、昔、キャラ弁を作っていた名残ですかねぇ

息子の幼稚園は町立で、昭和からタイムスリップしてきたような幼稚園でした。

私服にスモッグというヨモギ色の上着を着て麦わら帽子をかぶり、手弁当が入ったリュックを背負って、登園します。

私は専業主婦だったので、当時、流行り始めたキャラ弁を作って持たせるのが楽しみでした。

蓋を開けた時、どんな顔をするだろう?

思い浮かべながら作るお弁当は、時間がかかるけど、楽しいものでした。

親子遠足の日。

小さく握ったおにぎりを少し横長にして。

海苔を切ってパンダ🐼にしてそっと入れました。

私のお弁当づくりは、かわいい、だけど、食べやすくて、おいしいをモットーにしていました。

近くの大きめの公園に親子で歩いて行き、子どもたちは遊具で遊んだり、先生が持ってきた紙芝居を見たり。

派手ではないけれど、のびのびと穏やかな時間が過ぎて行きました。

そして、お弁当の時間。

息子がお弁当を開けて、パッと笑顔になるのを期待して見つめました。

あ!

パンダ!

そうだよー、ママ、作ったの。かわいいでしょ、食べてね。

私の予想に反して、息子の顔は曇って行きました。

かわいそうで、たべられない…

涙声で私を見上げました。

え。

あ、ごめんね、ごめん。そっか、そうだね。

ぽちゃっとしたほっぺをした小さな息子が、本当に愛おしく感じました。そして、優しさを持ってくれていることが、嬉しくて。

生き物が大好きな息子。

小さな普通のおにぎりを渡しました。

このエピソードを、娘は覚えていて、

こんなふうに顔をつけた食べ物を見ると、

かわいそうで、食べられない…って泣いていたよね。

と今でも私と笑い合うことがあります。

それからも、私は懲りずにアンパンマンやペンギンやクワガタのキャラ弁を作り続けました。

年長になる頃には、喜んで食べてくれました。蓋を開けたら虫が!なんて、私はちょっと遠慮したいですけどね。

クワガタのお弁当
息子が大好きだったギラファノコギリクワガタ
ごまママ
ごまママ

図鑑を見ながらフリーハンドで切り抜いていきます。海苔だけだと、丸まってしまうので、
スライスチーズに貼り付けてから、楊枝で切り取って、ご飯の上に乗せます☺️
こういう先の細いハサミがあると切りやすいです。

今回のカレーパンは、両親と娘カップルのお腹におさまって、息子には写真だけを送りました。

うまそうだね、というコメントでしたけれど。ふふふ。

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