※この記事では、看護学校時代の体験や再出発の歩みを通して、学びや心の変化について綴っています。
3年前、入学式を行なったのと同じ会場に、生き抜いた学生たちが集っていた。
入学式の日と同じ、晴れ渡った空に満開の桜。
でも、あの時の不安な気持ちはもうない。晴々とした、やり抜いた自信に満ちた面々。
退学したり、留年したりして減ったクラスメイトの代わりに、留年していた上級生が加わり、入学時と同じ40名ほどになっていた。
入学式、何度も練習させられた、「起立、礼、着席」
今はもう、皆の呼吸はぴたりと合っていて、注意されることは何もない。
式典用の白衣のワンピースに、実習で使ってきたナースキャップ。今後、出番はないであろう、真っ白のストッキング。先生が胸にブーケをつけてくれた。
あんなに渋い顔をして厳しかった先生が、今日は嘘のような笑顔だ。
退学してしまったメグちゃん一家も駆けつけてくれた。
式典では、さまざまな来賓が来ているのだけど、緊張しすぎて震える手を抑えきれずに、紙がガクガクしている様子をみて笑いを堪えていたが。
来賓のおじいさんが、挨拶を終えて、最後に日付を読もうとして突然大きな声で
「昭和!!」
と叫んだ時は、思わず吹き出して同級生と目を合わせてしまった。
あれは参ったよね、とのちの語り草となっている。
式が終わって、記念撮影をして解散。高校生だった娘と、中学生になった息子が来てくれていた。
「お母さん、頑張ったね、おめでとう」
笑顔で言ってくれた時、なんとも言えない気持ちが込み上げてきた。
子ども達から卒業のお祝いを言ってもらえる日が来るなんて…
本当に嬉しかった。
数週間の春休みを終えれば、みんなはそれぞれの臨床に旅立っていく。
私は奨学金を受けていた総合病院への入職が決まっていた。配属は消化器内科。
でも、そこで私は大きな壁にぶつかることになる。
この時はまだ、考えてもいなかった。
🍃 このブログについて
子育て卒業後の“自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。
どうぞ、ほっと一息つきながらご覧くださいね☕️
🩺 カテゴリー:看護学校体験記「私の再出発ノート」シリーズ
40代で看護学校に通い、看護師として再出発するまでの実体験をまとめています。
迷いや不安を抱えながらも、一歩を踏み出す勇気を描いたシリーズです。
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