※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。
築100年、“監獄”と呼ばれる大学寮
息子の大学寮は、大学から線路を渡ってすぐのところに建っている。
単線で、1両編成の小さな電車が、たまに通る。
築100年の古い建物で、外壁は薄鼠色になっており、「監獄」と冗談じみて呼ばれている。
私と両親が入寮した年の秋に見に行った時は、ちょうどボーダーのシャツが非常階段にはためいていて、監獄らしさを醸していた。


隣には草の生えた運動場、周りには原付やら自転車やら。
どこにも遊びに行くところがないから、運動場で野球やサッカーをして遊んでいる。
寮生対抗の運動会もあって、仮装したりして盛り上がる。
コロナ禍が明けてから入学だったのもラッキーで、2人部屋だったところを1人で使っている。
遅刻は、問題ない立地。
田舎ならではの宅配事情
夏休みに帰ってきた時に、
「隣のやつが実家に帰省してさ、農家のじーちゃんが送ってきた米があるから、食っていいって言ってたから、それ食べてた。
なくなったから、帰ってきた。」
え!😅全部食べちゃったの・・・
申し訳ないと思い、お米のほかにジュースやおやつなんかを箱詰めして送ることにした。
「荷物送りたいんだけど、何時ごろいる?
何回も配達してもらうの、郵便屋さんに悪いじゃないの」
と言うと……
「ああ?大丈夫だよ。田舎すぎて、その辺の学生捕まえて、荷物置いてくから」
との答え。
ちゃんとお仕事なさっているとは思いますので、違うと思いますけど??


それぞれの事情を抱えた寮生活
不便さや、ある程度の貧乏生活は、若い頃に味わっておけば、あとの頑張りが効く、と私は思っている。
寮に住んでいる子は、さまざまな家庭の事情を抱えている。
うちみたいなシングル家庭、または親の方針のもと、仕送りゼロの子もいる。
奨学金を背負って、アルバイトで生計を立てている子もいる。
私は、「お金にどうしても困ったら、連絡しなさい」と言ってある。
昨今、闇バイトとか怖い話があるし、お金に困ると判断力が鈍るから。
がんばってほしいけど、最後の砦があるよ、と相談窓口を開けてある。
「言いにくい相談なんだけど……」
「なあに、お金足りないの?」
「うん、バイト代がもうすぐ入るんだけど、それまで足りなそうなんだ。今月はいろいろあったから……
でも、貴重なお金だから、増やさなくていいよ。少し早めにほしいだけなんだけど、いいかな?」
こんなふうに超低姿勢!爆
どうやら、自転車操業しているらしい……
大丈夫かな。
成長していく息子と、応援する母
アルバイトでお金を稼ぐ大変さを知っているのと、他の人が苦労しているのを見ているからだろうけど、
親元を離れて、息子は経済観念も成長しているな、と感じる。そばにいた娘よりも。
お金がないって、本当につらいことだと私もよく知っている。
お金がなくて誘いを断ったり、貴重な体験を逃したりするのって、若い時はもったいないと思う。
矛盾しているけど、適度に生活を維持するために努力をして、若い時にしかない時間を味わってほしい。これが、私の気持ち。
そう思うとホロリとして、今日もちょっと多めに送ってしまったりしている。
作戦なのかしら……?
経済的支援をお願いされるのも、あと少し。
目をつむって、応援する母です。
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私のブログでは、子育て卒業後の”自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。
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