※ポタリングとは、目的地や速さにこだわらず、景色や寄り道を楽しみながら自転車でのんびり走ることです。
この頃、長雨は続いていますが、気温は30℃に届かない日が増えて来ました。
2ヶ月ほど休んでいたポタリングを再開するには、良い日和。
今日はK3スカーレット号と東京散歩に出かけることにしました。
前日から娘が泊まりに来ていて、会社まで送ったり、帰ってきたらお財布がなくて変な汗かいたりして、出発が11時になってしまいました。
これがトラブル続きのポタリングの序章とは…
東京都台東区・文京区|上野・根津・谷中を巡るポタリングコース
・コース:上野駅 → 東京国立博物館→不忍池 → 根津神社 → 夕やけだんだん → 谷中銀座 → 谷中霊園 → 上野駅
・走行距離:約6.4km(Google My Mapsで実走ルートを再現)赤ラインは徒歩、オレンジラインはライドです
・所要時間:約6時間(東京国立博物館・根津神社・谷中散策を含む)
・難易度:★★☆☆☆(初心者向け・一部坂道あり)
※距離は短めですが、根津から谷中方面には坂道があります。上野公園や谷中銀座など人の多い場所では、自転車を押して歩きました。観光を楽しみながらのんびり走る、街なかポタリング向きのコースです。
・見どころ:東京国立博物館、不忍池、根津神社、谷中の街並み、夕やけだんだん、谷中銀座、谷中霊園
輪行袋がない!
上野駅到着がお昼近くになり、走り出す前にスカーレット号を駐輪場に停めて、ランチを。としばらく歩いて、ふと、あれ!輪行袋、どうしたっけ?そういえば、駐輪するときに地面に置いちゃった!
駆け足で戻ったら、ない!!😭
天の羽衣のように、あれがないと帰れない…輪行袋に入れないとスカーレットは電車に乗れないのでした。
泣きそうな気持ちで、ウロウロと探して、やっぱり、ない。係の人を探そう…と思った矢先、ポン。と目の前の段の上に羽衣、いや、輪行袋が。ありがたい。どこぞの親切な方、ありがとうございました。😭
空腹と安心を抱えて、すでにヘロヘロになりながら軽く昼食を済ませて、上野公園に向かう。
いつ来ても、ここは混んでいるなぁ。プン、と銀杏の臭い。おいしいけど、臭いはいただけない。
西域の美術に時間を忘れる
今回は、東洋館で大好きな西域の美術と一緒に「博物館でアジアの旅 カラフルアジア」も開催中。
最初に、中国の仏像を見ると、西域の仏像の違いがよくわかる。
仏像は、ブッダの没後、長い間その姿は人の形では表されず、やがて仏像が作られるようになったから、その地域の人々の面影を宿しながら、少しずつシルクロードを渡って、日本まで到達した。
時代、地域、信仰の心、様々なものが折り重なって、変化していく仏像を見るのが大好きだ。

遠くギリシャ様式の影響が感じられる姿勢、薄い衣から見える丸みを帯びた体躯、ブッダがまだ王子だった頃の装飾品を身につけた姿や、誕生の瞬間などなど。
静かにそこに佇んで何も語らない仏像に、私たちは自由にいろんなものを感じることができる。
日本の大谷探検隊が西域から持ち帰った品も展示されていた。私は、名前しか知らなかったし、探検が趣味の人たちなんだ、と勝手に思っていた。

しかし、大谷さんが西本願寺第22世門主だった、ということがわかって、え!と思った。
考古学的な調査だけではなく、根っこにあったのが「仏教が栄えた西域への憧れ」であったという。
西遊記の三蔵法師みたい…
しかし、派遣されたのは明治から大正にかけての1902年から1914年。通信手段も発達していない時代に調査は難航を極めたそうで、まさに「探検隊」だったことがうかがわれる。
三蔵法師といい、大谷隊といい、彼らを突き動かす情熱はどこから湧いてくるものなのだろう。
「カラフルアジア」と題して、色の解説も興味深い。今回の展示では「青」が気になった。
古代西アジアの人と私たちでは、「色の概念」が少し違うのだという。
色の種類だけではなくて、その色の元になった石、例えば希少なラピスラズリの青は、その希少性から品格や権威の象徴としての価値も含んでいた、という解説にうーん、と唸ってしまった。
現代みたいに、金色、銀色、青、赤、って簡単に手に入るものじゃなかったものね…
現代人には同じ青と分類されてしまう色でも、様々なものがある。釉薬をかけて生み出された青磁、ガラスのネックレス、大きな壺に描かれた精緻な模様。
改めて手作りって味があって、いいなぁ、と思う。


サッと見ていくつもりが、結局2時間を超えてしまった。
あ。行こうと思ってたお店、閉まっちゃった。
上野公園をぶらぶらと歩く。噴水が一気に大きく高くなった。周りにカラフルなサンパチェンスが植えられている。
思い思いに過ごす人々。
ああ、いいなぁ、こんな平和な休日。

広場にはのんびりとしたギターの調べが流れている。
だけど、駅前に置いてきたスカーレットが無事か気になってきた。
足早に駅前駐輪場に向かった。
ここから、ようやくポタリング
さて、無事にスカーレット号と合流。それにしてもすごい人の数だ。駅前は転がしていこう。
不忍池に出てびっくりした。蓮の葉がモッサモサに茂っているではないか。

ええー?数ヶ月前の景色と一変している。
不忍池の周囲をのんびりと走る。カラフルなアヒルボートがたくさん泳いでいた。
池と別れて、根津神社へ向かうことにした。
お祭りが行われるらしく、お神輿が出ていて、忙しそうにお店の準備をしていた。
境内へ入ると、真っ赤な門に圧倒される。

大木に囲まれた立派な御神域。東京のど真ん中とは思えない静けさ。
豪華絢爛な社殿の前には、ガイドさんに説明を受けながら参詣をする外国からの観光客。
慣れない手つきで、じゃらじゃらん、と多すぎ?のお賽銭を入れて、見よう見まねで柏手をする様子を後ろから見ていた。
うふふ。なんか微笑ましい。異国の人が、私の国の神様を敬ってくれるのが、なんだか嬉しかった。
夕やけだんだんへ
次は、谷中銀座まで足を伸ばしてみよう。ちょうど夕方どきに間に合いそう。
団子坂下の交差点から、徐々に上り調子になって、お!久しぶりの本気の坂道!!と少し息を弾ませながら登りきった。
ここでも少しナビに遊ばれる。あれ?戻れって?
不安な気持ちで、地図を見たり、戻ったり。住宅街の狭い路地をちょこちょこと。
下り坂では、ビィーーーんと独特の羽音のような音を響かせて。
あ!!あった!夕やけだんだん!

坂道を下ると、さらに石段が数十段続いていて、眼下に谷中ぎんざの看板と商店街が続いている。
いそいそとスカーレット号を転がしながら商店街を歩く。
昔、私が通っていたような小さな本屋さん、お惣菜をいっぱい並べた揚げ物やさん、おしゃれな飲み屋さん、猫グッズいっぱいの小物やさん。
私の地元では失われつつある商店街が、まだここにあった。嬉しい。
運がいいと猫ちゃんに出会えるみたいなんだけど…
いた!と思ったら、よくできた作り物の猫ちゃんでした。


猫のしっぽ、という名前のドーナツをかじって、空腹を紛らわせて。
さぁ、結構走った、帰るとしましょう。
もう一度、石段の上に立つと、見事な夕日の写真を撮ることができました。
夕暮れのちょっと怖い谷中霊園を走り抜けて、上野駅へ到着。
トラブル続きだったけど、涼しくなった午後遅くにポタリングをしたことで、体力をあまり使わずに済んだかな。
次は、根津のたい焼きとか、定食屋さんやカフェにも寄りたいと思いました。
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たまにソロポタリングを楽しんでいます

🌹 このブログについて🚴♀️
私のブログでは、子育てを卒業したあとの「自分らしい毎日」をテーマに、
看護・家族・猫・ポタリングなどを通して、小さな挑戦や日々の気づきを書いています。
ポタリングは、私にとって小さな冒険。その記録も、少しずつ増えています。
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