※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。
高校生の頃、「螢雪時代」という受験雑誌があり、付録のラジオ講座で勉強していました。ラジオで先生が講義してくれる。
先生方は、今の人気予備校講師みたいに、軽快なテンポでわかりやすく教えてくれました。
夜、リアルタイムでラジオをつけて、いつもの落ち着いた先生の挨拶から始まる講座。とてもわかりやすくて、大好きだった。
夏休みは、公開講座といって都内の大学で先生の講義を直接聞くことができた。友達と、いつもの先生に会えるね!とワクワクしながら大学の大講堂で聞いたのを覚えている。
ラジオって顔が見えない分、興味深いと思う。伝わってくるのは、声や音楽だけ。
リスナーさんのハガキも、思わずクスッとしてしまう、なんともオシャレな笑いがある。
娘が、おじいちゃんの携帯にだいたい入ってるアプリ、と断言する、「radiko」。ダウンロードして、何か聞いてみようか・・・。
ラジオ番組の多さに驚く。えぇ、こんなにあるのかぁ・・・。
ふと、安住アナウンサーの顔に目が留まった。
「安住紳一郎の日曜天国」
絶対、面白いでしょうが。
Radikoは、リアルタイムで聴けなくても、後から楽しめる。
いつもの安住アナウンサーの軽快な挨拶から始まる、平和な雰囲気。
その日のお題は「ジェネレーションギャップ」
さっそく、リスナーさんからのお便りが紹介された。
久しぶりに会った知り合いの息子さんが、すっかり立派に成長していて、
「大きくなったね。」
と話しかけたところ、
彼は『こんにちは!』と挨拶をしてくれ、
『イチキュウ、ですから。今年は、ニーゼロ。06なんで。』
と早口で言ったそうです。
ええ?今、なんて?
リスナーさんも私と同様で、
「いち、きゅう・・。に、ぜろ?」
と聞き返すと、少しめんどくさそうな顔をしながら、
「今19歳で、今年は20歳、2006年生まれってことです。」
と教えてくれたという。
「へえぇ、そんな言い方あるんだー!」
安住アナウンサーも私と同じように驚いていて、嬉しくてうなづきながら、話にのめり込んでいった。
しかも、このリスナーさんは素直な方で、自分にも当てはめて言おうとしたところ、
「99年以前の人は、使わないですよ。」
と言われて、のけぞるオチ。
一同、大爆笑!!使っちゃいけないのかー!!
「なんだか、人権問題に発展しそうですね笑」
安住さんの一言も絶妙だった。
その後も、逆に「チャーミーグリーンってなんですか?」と聞かれた話など、昭和世代にはたまらない話題が続き、笑顔の時間となりました。
ラジオは、テレビと違って、運転しながら、家事をしながら、楽しむことが出来るツール。そして、新しい知識とクスッと笑えるユーモアを提供してくれる。
ラジオっていいな。魅力を再発見した気持ちだった。
ちなみに、この話を娘にしたら、うん、使うよ。と言っていたので、やっぱり。と妙に納得できた。
「ママは、ゴーニー、なな、よんライン。」
「笑、だーからー、使わないんだってば!!」
ちょっと、言ってみたいじゃないのよーー!笑
職場でも言おうと思った母なのでした。
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