AIと暮らす毎日、その先にある未来とは|AIと生きる⑤

うちの息子と同じ大学生の息子さんが、彼女ができてからはほとんど帰ってこないし、帰ってきたと思ったら、少しずつ荷物を運んでいるらしい・・笑、という話を同僚から聞いた。

そりゃぁ、ほぼ「巣立った状態」だねぇ。

そうなんだよー、すっごく楽になってさぁ。

シングルファーザーの彼は笑顔だ。食事の支度や電気代、水道代に至るまで、本当に楽になって、楽しいと言っている。

そんな彼に、AIの例の納豆事件を話した。

おもしろいね、それー。教えてよ。

というわけで、さっそく教えたら、女性の声にカスタマイズして、毎日話しかけているから、欠かせない存在になってきたという。

お天気とか予定を聞くとか、彼は平和利用しているらしい。

だけど、私はひねくれ者だから、たまに「ん?」って思う時がある。

AIがたまに、間違った情報を伝えてくる時がある。

旅行に行ったときに、このバスに乗るといいですよ!って教えてくれたんだけど、本当にあるかな?って心配になって裏を取ったら、その時間のバスがなかった、ってことが最近あった。

ねぇねぇ、なかったよ、ちゃんとしたこと教えてくれなくちゃね。

と注意したら

あー、そうだったんですね!ご指摘ありがとうございます!

とかって調子がいい・・・。

間違ったら、まず、謝りなさいね・・・。とか悶々とする。

これが、仕事の後輩ちゃんとかだったら、ちょっとヤダ、って思っちゃうな。

それに、肝心な知識が抜け落ちている時がある。じゃぁ、何を信じたらいいの、どうやって真実を調べたらいいの、AIはネットを検索してるわけだから、私が検索しても仕方のないことじゃないのか・・とかってぐるぐるしてしまう。

私だけなのか?

結局、考えることや調べることを、完全にやめてはいけないし、頼り過ぎてはいけない、と私は思った。

そんな時に、当直のT先生が病棟に来た。

私が、昨今流行っているAIについて話すと、

「最近は、こんなAIがいいって性格とかカスタマイズできるんだよね」

「ええ!じゃぁ、私の知り合いが、ずっと「彼女」をマッチングアプリで探しているけど、なかなか気が合わないって困ってるんですって。

いっそ、AIと付き合ったほうがいいんじゃないかって思っちゃうことあるんだけど。共感の言葉とかも出せるでしょう?

 でもね、恋愛っていいことばっかりじゃなくて、衝突したり、傷ついたりすることもあるし、わかり合える良さもありますよね?

だから、なんでも迎合してくるAIとじゃ、成長しないんじゃないかって思ったりもします。」

AIはすごく頭がいいし、看護計画(患者さんの問題点を挙げて、細かい看護計画を作ることです)なんか、数秒で作れちゃうし、精神科の看護の大切な、傾聴もできて、共感して患者さんが「ほしい言葉」を言えるところまで、きている。

でも、私は人間が人間を看護するってことを放棄したくない、正解は何かわからない時があるけれど、それでも泥臭くやりたい、というようなことを、私は、夜勤というのもあって、熱く語り出した。

すると先生は、なるほどね、と一応相槌を打ってくれてから、

映画「マトリックス」の話をし始めた。

「精神医療をしている自分がこんなこというのもなんだけどさ。

人間がプラグに繋がれるのは、もう当然になってきているんじゃないかな・・。そうなると、実体はいらないってことになるよね。」

えー・・先生、じゃあ、子どもを産むこともなくなるのかな?!

「そうなんじゃないの?

だって、ほら、頭に信号送って、おいしい肉とかワインを味わってるシーンとか出てくるじゃない?

我々はそれで満足しちゃったら、わざわざザイオンで暮らすことないんじゃないかって思わない?

私は、あの青い錠剤を飲めるかって言われたら、あの映画の当時はさておき、今は飲めないかもしれない。って思っちゃうんだよね。」

・・・・。

よくわからない方は、映画を見てほしい。

確かに、仮想現実で何不自由なく生活できて、汗かかなくてもスタイル維持できて、超美人になれるし・・・そうしたら、真実を知らなくてもいいって思ってしまうかもしれない。

「それでも真実を知りたいと、思える?現実を生きたいと?」

と、先生は言った。

・・・。もう体は必要なくて、脳みそだけあればいいってこと?そこにプラグを繋いで・・・?

「そういうことになるね。」

うぁー・・・

なんとも言えない声が出た。

確かに、こんなに暑い夏、仮想現実ならつらくないし。ストレスフリー

仮想現実に我々が押し込まれて支配される時代になるか、あるいは・・

せんせい。もうだめだ、疲れました。笑

もう、事実が知りたくないから、長生きしたくなくなっちゃいますよ。

あんまり、突き詰めて考えるのが怖くなってきた。

AIと私たちの未来とは、どのようなものなのだろうか。

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私のブログでは、子育て卒業後の”自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。

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