【息子の巣立ち前の旅⑥】台湾の夜市で迷って、出会ったもの

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

さてさて、とっぷりと日が暮れてきましたね。これはもう、夜市の時間です。

神農街が定休だったこともあり、今度は水曜日もやっている夜市を検索。

娘がGoogleマップを片手に、どんどん異国の路地を歩いていく。すごいなぁ、もう。

ぼんやりしていると、後ろから原付が来て轢かれそうになる。

本当にあんのー?と思うような暗い地元民の路地。

ドアや窓には厳重な格子が下りている。時折、透明なガラスドアの向こうにリビングが見えて、灯りが漏れている。

ドアを開けてすぐにリビング?

あ、あった!!

指さす方向には、ひときわ黄色に輝く夜市の灯りが見えてきた。

道端には原付の路駐の嵐。所狭しと屋台が並び、食べ物のほかにアクセサリーやおもちゃも売っている。昔懐かしいパチンコゲームや射撃ゲームまであって、子どもたちが夢中になっていた。

あったかいし、毎日こんな感じだし、こりゃ家に帰りたくないわね、と思う。

この熱気が毎日、だなんて恐れ入る。

娘は二本目のいちご飴、息子は問題の「臭豆腐」に挑戦するつもり。

臭豆腐、いざ挑戦!(この時の声が入っているので、音にご注意ください。再生すると全画面表示になります)

臭豆腐は、その名の通り発酵食品で、ものすごい臭気を漂わせている。

風の向きでそのにおいが直撃すると、思わず咳き込んでしまうほどだ。

ちょ、ちょっと、くっさぁーーい。やばい、本当にこれ。

私たちは顔をしかめる。

そう、10年前に卒業旅行で出会って以来の再会である。

あの時は大鍋でグツグツ煮えていて、あたりに臭気が漂っていた。とてもじゃないけど食べられない、と思った。

発酵しまくったねっとりとした豆腐を、おじさんが容器から取り出して中華包丁で切る。

注文が入ると油で揚げ、胡椒を振り、甘辛いタレをつけて、ネギをのせてくれる。

食べるの? 本当に食べるの? 信じられない!!

娘はものすごく反応しているけれど、私もここに来たら挑戦しなくちゃ、と思っていた。

パクリ。

ん? 臭いけど、味はねぇ、厚揚げみたいな感じ。

そう、臭い厚揚げ!!笑

なんでも揚げてしまえば食べられるんだ、とお笑い芸人の濱口さんが昔言っていたのを思い出した。

確かに、煮ているやつよりハードルは下がる。

「日本にはこういうのある?」

と、おばちゃんが笑顔で聞いてきた。

ない!! と娘は答えていたけれど、腐った豆を食べる私たち、どっちがすごいだろうか……。

お腹いっぱいと言いながら、通りすがりに繁盛しているお店があって、後悔したくないだろ、とルーローハンと青菜の炒め物を注文する。

やっぱりうまいわけよ……もはや移住したい気持ちになってきた。

「この駅から歩いて数分だから」とAIに案内されたはずが、実際は数十分。

疲れもあって、娘はプリプリモード。

「あー、間違えちゃった、だって! なんで私にはタメ口なのよ、AI」

まぁ、いいじゃないの。

間違えてくれなかったら、さっきのルーローハンは食べられなかったんだから。

人生、塞翁が馬ってね。

「は?」

台湾二日目の夜も、にぎやかに更けていく。

迷ったからこそ出会えた景色と味を胸に、まだ終わらない旅の続きを思う。

▶︎次回へ続きます。台湾旅行最終日|財布事件と、母卒業のカウントダウン

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台湾旅行記まとめ|息子の巣立ち前の旅

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