精神科看護

エッセイ|記憶と時間

自己を丸ごと抱えながら生きていくこと

映画『君たちはどう生きるか』を題材にした精神科看護の勉強会。「見えない悪意」とは何か。傷ついた心に寄り添うこと、自分の中にある負の感情を認めること。不完全な自分を抱えながら、それでも誰かのそばに立つことについて考えました。
エッセイ|記憶と時間

成長を感じた爽やかな秋

病院の移動販売で、かつて担当していた女の子と再会した。大変だった頃を知っているからこそ、その穏やかな笑顔と何気ない言葉に成長を感じた、爽やかな秋の日の出来事。
エッセイ|記憶と時間

ちょっと困ったマサエちゃんのこと|精神科看護で感じた「目に見えない看護」

長い入院生活を経て、ようやく退院が決まったまさえさん。怒って、泣いて、ときには困らされて。それでも、どこか憎めない人でした。最後の夜勤で、不意に抱きしめられて気づいたことがあります。
エッセイ|記憶と時間

急変に動ける看護師になるために|イメージトレーニングが私を変える

急変時、頭が真っ白で動けなかった新人時代。イメージトレーニングと振り返りを重ねながら、少しずつ「動ける看護師」になっていくまでを綴りました。
エッセイ|記憶と時間

 看護師と「心の境界線」|患者さんの人生を背負わないということ

精神科看護では、「良かれと思って」が相手の人生を背負うことにつながる場合があります。患者さんの課題と自分の課題。その境界線について、ある出来事を通して考えたことを綴りました。
エッセイ|記憶と時間

AI時代に思う「自分の言葉」|つたない言葉であっても

AIが整えた言葉と、自分の言葉。その違いを通して、相手を思って伝えることの意味と、精神科看護で大切にしていることを綴りました。
エッセイ|記憶と時間

生きていくチカラ

病棟で起きた大騒動。その場にいなかった私は、「もし自分がそこにいたら」と考え続けていた。受け止めることと、伝えること。その両方を大切にしながら、患者さんに身につけてほしい「生きていくチカラ」とは何かを私なりに考えました。
家族の物語

人を知るということ

深夜のドライブで息子が語ってくれた彼女との話。相手を守ることと、相手の人生を背負うことは違う。恋愛の中に見えた「尊重」と「自己決定」の大切さに、私は精神科看護との共通点を感じていました。
エッセイ|記憶と時間

安心のキャッチボール

急性期病棟から慢性期病棟へ。愛着に傷を抱えた子どもたちは、私たち医療者を注意深く観察している。「大好きだよー!」と投げられた言葉の奥にあったものとは。精神科ナースとして感じた、安心と信頼の物語です。
家族の物語

カタチを変えて受け継がれていくもの|戦わない強さを、息子から教わった

私は人の尊厳に関わることには敏感で、間違っていると思うと真正面から向かってしまう。そんな価値観は、どうやら子どもたちにも受け継がれていたらしい。ただし、そのカタチはまったく違っていた。娘は信長タイプ。私は秀吉タイプ。そして息子は、しなる竹のような家康タイプだった。
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