ちょっと効率は落ちてきたけど、それでも一緒に暮らしていこう

※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。

コスパ、とかタイパ、とかいう言葉がよく聞かれるようになった。

スピードが増す現代で、とにかく効率よく、無駄なことを省きたい。

そんな空気を感じる。

そんな中で私は、半周遅れ、いや、周回遅れくらいで、のんびりと暮らしているなと思う。

職場でも「え!そうだったの!」と驚いていると、

「え!今更?知らなかったの?」と、逆に驚かれることがよくある。


髪を洗って、さあ乾かそうとドライヤーを手に取ると、

あれ?温風が弱い。

ターボなのに、セットと同じ風量ではないか。

あれ?いつからだったのかしら…。

最初は「もう、じれったいな。急いでいるのに」と思っていた。

でも、だんだんおもしろくなってきた。

フィぃぃぃぃん。

ゆっくりだけど、なんだか一生懸命働いている。

役に立っていないわけではない。

少し乾かしてから他のことをやれば、自然乾燥される。

最後にセットすればいい。

こちらの工夫次第で、まだ現役なのだ。


これが

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の信長なら即ゴミ箱行き。

「鳴かせてみせよう」の秀吉なら分解して直すかもしれないし、

「鳴くまで待とう」の家康なら、ご機嫌が直るのを待つのかもしれない。

そんなことを考えながら、数日過ごしていた。


そして今朝。

ぶいいいいいいん!!

ご機嫌が直っている。

やる気スイッチ、誰か押した?

「まだまだ現役だよ」と言っているようだった。


思い返してみれば、うちにはそんな“二軍”の仲間たちが揃っている。

父が買ってくれたガス台。

魚焼きグリルは火がつかなくなったけれど、コンロは使える。

魚はフライパンで焼けばいい。

長年使い込んだフライパンも、テフロンは剥げているけれど、

アルミホイルを使えば、まだ現役。

毎日登板中だ。


便利さだけを考えたら、もう引退しているはずのものたち。

でも、父が買ってくれたとか、

子どもたちにこれでご飯を作ってきたとか、

そんな記憶があると、手放せない。


周回遅れの私には、きっとちょうどいい。


先日、愛車のウインカーが

カッチン、カッチン、から

カチカチカチ…と早くなった。

ええ?あなたも?

娘と一緒に笑った。

「ちょっとママ、何これ?」

「なんかこれ、不穏でドキドキするんだけど」


お店で見てもらったら、ライトが切れかかっているサインだった。

ああ、そういうことか。

車は、言葉で伝えられないものね。


長く一緒に過ごしてきた愛車。

そろそろ買い替えたらと言われるけれど、

やっぱりできないでいる。


流れの速い川にも、

堰き止められてゆっくり流れる場所がある。

世間のスピードには追いつけないけれど、

ここでのんびり過ごすのが、

私らしいのだと思う。

ちょっと効率は落ちてきたけれど、それでも、これからも一緒に暮らしていこう。

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