言葉がなくても伝わる愛|猫と暮らして気づいた大切なこと

※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。

愛猫ごま助と暮らして思うことがある。

ごま助は何も語らないけれど、私のことが好きなんだ、と感じている。

なぜなんだろう?

頭を撫でると、ご機嫌に目を細めて耳をぺたっと畳んでいる姿を見ながら思う。

家に帰ると、何回も頭突きをしたり、私の匂いを嗅いだり、首の横を押し付けて匂いを上塗りしたりと忙しい。

そういう姿をみると、私のことを待っていてくれたんだな、と感じる。

愛や信頼って、伝えるものというよりは感じるもの、なのかもしれない。

夜勤明けの翌日、なんとなく具合が悪い。受診したら胃腸炎の診断。たぶん、患者さんからうつってしまったんだと思う。

久しぶりに体調を崩して横になってばかりいる私を見て、何かを感じたのか、うろうろと歩き回ってニャーニャーと鳴いたり、前足でチョンチョンと顔を触って起こそうとしている。

ごまさん、ちょっと静かにしてくれないかな…

薬を飲んで横になるけど、数分で体が痛くて目が覚める夜。

体を起こすといつの間にか足元に寝ているごま助と目が合う。

そばにいてくれたんだね、ありがとう…

テレビからNHKの「ダーウィンが来た」が流れていた。厳しい砂漠地帯に住むライオン「チャーリー(メス)」の物語。

チャーリーは3姉妹だけど、母親を失い、大叔母からキリンの狩りを継承して生き延びた。今はその大叔母も死に、砂漠の貴重な水場にやってくる草食動物を餌として生きる孤独なライオン。

数日前に降った大雨の後、濁流が枯れ木を押し流し、一面に黄色の花が咲き乱れていた。しかし、これはライオンにとって良いことではない。

草食動物が分散してしまい、狩りが難しくなってしまったのだった。

チャーリーは次第に痩せ細っていった。

一頭の立派な雄ライオンがチャーリーのいた場所の匂いを入念に確認している。やがて、2頭は出会うことになる。

その時の姿が印象的だった。ゆっくりと歩み寄り、頭を擦り寄せたり、目を細めて匂いを確認している。嬉しそうだなぁ。

この2頭は親密な関係になっていて、かつては子どもも生まれたけれど、残念ながら飢えで失われたそうだ。

言葉のない再会。体全体で表された喜び。

何か、本質的なことを教えてもらった気がして涙が出た。

いつも、暗い顔をして心に穴を抱えながら生きている若い患者さんのことを思い出す。

入院していても面会はほとんど来てくれないし、欲しいものがあると連絡するけれど、宅急便で送ってくる。

「持ってきてくれたらいいのに。」

一言つぶやいた寂しそうな顔が忘れられない。

本当に欲しいものは、それじゃない。

彼女の心の奥の叫びが届く日が来たらいいのに…

ただそばにいるだけで、伝わる愛がある。

愛猫:ごま助
愛猫:ごま助

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