菜の花の利根川から猫の唐沢山へ — 両親と過ごした春の一日

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

春らしい日差しが戻ってきました。

ベランダのビオラは、寒さに震えながらも美しい花を咲かせていましたが、少しずつ青空に向かって背伸びし始めました。

今日は両親を誘って、佐野方面へドライブ。

「まだ春の花は咲いてないよねぇ」なんてのんびり話しながら車窓に目をやると、田んぼや畑はまだ冬の顔をしていて、乾いた茶色の土色の景色が広がっています。

「ほら、きれいだよ。見てみて。」

母の声の先には、利根川の土手いっぱいに黄色い菜の花が群生して揺れていました。

あぁ、またこの季節が巡ってきたんだなぁと思いました。

3年前、緊張しながら初めてポタリングをしに、この利根川を渡った日のことを思い出します。

あの日も一面に菜の花が咲き乱れていましたっけ。

こないだの息子の原付バイクの事故の話や、娘たちカップルのいざこざなどを話しながら、なごやかに親子の時間が過ぎていきます。

お気に入りの佐野ラーメンのお店に、お昼前に到着。

すでに行列ができていましたが、今日は日曜日なのに少し早めに来たおかげで、待ち時間もそれほど長くなさそうです。

お腹が空くと機嫌が斜めになる父がいるので、ちょっとドキドキします。

このラーメン屋さんを知ったのは、息子が高校受験のときでした。

せっかく佐野に来たんだからラーメンを食べて帰ろうよ、と帰り道に寄ったのが始まりです。

それから友達を連れてきたり、母を連れてきたり、母がまたお友達を連れてきたりして、何度も訪れるようになりました。

大ぶりでもちもちした餃子。

さっぱりとした塩味の澄んだスープに、青竹を使った手打ち麺。

チャーシュー、ネギ、ナルト、そして青のり。

「そうそう、これこれ!これが食べたかったんだよなぁ。」

定期的に恋しくなる、佐野ラーメンの味。

いつもと変わらぬおいしさでした。

近くに唐沢山という小さな山があり、車で頂上まで登れるので寄ってみることにしました。

ここには、藤原秀郷公が築城し、その子孫である佐野氏が代々守ってきたお城の跡があります。

当時の石垣の一部や空堀などが、今も残っています。

まだ春は浅く、つぼみは固いままでしたが、春の日差しを浴びて、唐沢山に住む猫たちがのんびりと日なたぼっこをしていました。

なんとも幸せな光景です。

「餌をあげないでください」と書いてあるのに、売店にはチュールが売っています。

なんだか矛盾している気もしますが、まぁ細かいことはいいか。

駐車場から本丸へ向かって石段を登っていくと、少しずつ視界が広がっていきます。

見晴台からは、佐野の広大な平野が見渡せました。

殿様になった気分…

本丸跡には神社が建っています。

みんなの幸せと、息子の交通安全を祈願しました。

駐車場に降りてくると、「この下に、膝と腰に優しい神様があります」という看板が目に入った。

!!これは。私のためにある神様。ぜひ、お参りせねば。

ジョギングで張り切りすぎて痛む膝と、慢性期に異動してすぐに発生した腰痛を抱える私。

ありがたい神様だけど、そこに行くまでがガタガタの石ころ道。

「参道が一番、膝と腰に優しくないじゃん。」

なんだか、笑ってしまいました。

「文句言ってごめんなさい。神様、どうか、私の足腰をお守りくださいませ。」

売店をのぞくと、猫のかわいい最中が添えられたソフトクリームを発見。

どうしても買いたくなって、買ってしまいました。

まったく、猫好きは困ったものです。

「ヤァだ、それで450円?高!!」

猫が苦手な母は、呆れながら笑っていました。

実家に戻ると、ふわっといい香りが漂ってきました。

振り返ると、沈丁花が芳香を放っています。

春のお花見はまだ早いね、なんて話して帰ってきたのに、こんな身近なところに春の訪れがありました。

一枝もらって帰ることにしました。

家に帰って、さっそく自己流に生けてみました。

うん、なかなか満足じゃ…。

でも、ごま助CEOが気にしているので、この花は玄関行きとなりました。笑

家の中にも華やかな春がやってきました。

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私のブログでは、子育て卒業後の”自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。

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