娘の誕生日に寄せて

今日は、娘の25回目の誕生日、そして、私が母になって25年目となりました。娘の誕生日を迎えるたびに、目に浮かぶ光景があります…

長女は、私が27歳の冬に勢いよく生まれた。そう、勢いよく、だ。

初産で、体力のなかった私は、本格的な陣痛が始まってから、生まれる前日の夜に病院に着いたが、微弱陣痛になり、そのまま朝となり、後から来た妊婦さんが次々出産する中、私は小部屋で赤ちゃんのポスターとにらめっこしていた。

 毎日出産を見ている看護師さんは慣れたもので、夕飯を運んできて

「今のうちに食べておいた方がいいわよ、今日はラッキー、お刺身よ。」

と言った。決して、悪気はないのはわかっているが、この状況で刺身!?ラッキー?!

なんでこんなこと、言うんだろう…と思った。

 

 午後9時50分を回っていた。分娩台から時計を見上げて、10時までには、必ず産む!と誓った。

何回いきんでも、吸引しても出てこない娘。体の大きな看護師さんが、ひとこと、

「次は、必ず出します。」

おお!力強い、よろしくお願いします!どうするのかな…

いきむのと同時に、看護師さんがほとんど乗りかかって、どあぁ!と勢いよくお腹を押した。

え!!出すって、こういうこと?!

戸惑いと驚きの中、娘は勢いよくこの世に生まれてきた。まるで、ロケット発射だ。

よく見る、穏やかな、おめでとうございます〜なんて雰囲気じゃなかった。

いや、言ってたのかもしれないけど、覚えてない。立ち会ってた夫の顔も。

ただただ、やり遂げたボロボロの戦士のような気持ちだった。

産湯できれいになった赤ちゃんが私の腕の中にゆっくりと運ばれてきた。温かい…

この子のためなら何だってできる…

ロッキーのような高揚感の中、初めて車椅子に乗せられて、ベッドに入ったが、一睡もできなかった。だから、娘が生まれた最初の眩しい朝日を今でも覚えている.

力強く、まっすぐな娘にぴったりな誕生の朝日だった。


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私のブログでは、子育て卒業後の”自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。

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