娘の恋に振り回された夜|わかりあうことの難しさと喜び

※この記事では、家族との日常の中で感じた成長や想いを綴っています。

夜勤中の深夜。

別れようかな。娘からのラインが入った。

え!?…ヤバい…

娘はよく言えば、ストレートだけど、悪く言えば、遊びがない。決めたら頑固なところが、私に似ている、というか、強化版。

娘が巣立ってから1年、最初はお高い肉を食べたり、回転寿司で遠慮なく食べてみたり、いろいろやってひと回りして、今はのんべんだらり、自分のペースで生活して、リビングで大好きなジョジョ見ながら寝落ちしたりしているのだ。

娘が帰ってきたら困る…ではないか。

すでに、誰かの世話をするモードは終了している。

だがしかし、応急処置をしなければ大事になりそうだ。

明けて家に帰ると、すぐに泣きながら連絡が😭

ウチに。しばらく来てもいいよ…フゥ

こういう話って、友達の家に行って飲んで愚痴ったりしたもんだけど。

娘の話を聞いているうちに、状況が少しずつ見えてきた。

彼氏くんは優しく穏やかで、友達もたくさんいる。幼馴染の男女グループで、全員が社会人になるまえに、旅行に行く計画が持ち上がった。

一方、娘は大学時代、サークルに入っていなかったし、意外と人見知りな性格もあり、こういう男女のグループで遊んだことがない。

女の子もいるグループで旅行なんてヤダ。

と言ったのが発端、と。

思い返してみると、私も学生時代にサークルで仲良くなった男女グループでドライブとか旅行とか行って楽しかった。

だから、私は彼氏の気持ちがわかった。

性格や態度見てて、裏切るような子じゃないし、まさに、修学旅行みたいな感じなんだろうなぁ、と。

思ったけれど、あまり彼の味方ばかりしてはいられない。

明けの眠気の中、娘の好きなメニューをとりあえず作って待っていた。

娘は、溜め込んでいた思いを一気に吐き出すように言った。

「だってさ。今までだって、このグループでスノボ行ったり、飲み会やったり、バーベキュー行ったりしてるけど、我慢してきたんだよ?でも、海外でさ!海があってさ!水着になるってさ!」

・・・結局、大好きだってことなんだね。

以前、彼がスノボ行った時、女の子が滑って転んで、頭を打ったから、習ったばかりの知識で彼が、離握手できる?って確認した話を娘にしたらしく。我慢していたのも手伝ってか、怒っていたっけ。

「なんで、Kくんが手当するの!そんなことしたら好きになっちゃうかもしれないじゃん!」

かわいい、かわいいヤキモチ・・・。本人は気がついてないけど、かわいすぎるだろ。

まぁ、気持ちはわかるけどね、彼、かっこいいし、優しいもんね。ごま🐱だって、大好きだもんね。

でも、社会人になる前の卒業旅行は行かせてあげたいな、と私は思った。

「あとでも行けるかもしれないけど、その時に行った旅行っていうのが意味があるんだよ。」

娘も頭ではわかっていながら、気持ちがどうにも収まらないらしい。

彼が当直の夜に悶々と考えて、帰ってきた朝に、話し合いたいと言ったらしい。

いくらなんでも、タイミングが悪すぎる。ストレートな性格の娘らしいけど。

さすがに、彼も疲れていて眠かったらしくて、もうわかった、行かない、行かないからこの話は終わり、眠いから・・・といったのが、また気に入らない。

若いなぁ、押してダメなら、少し引いて…というか、タイミング悪いのよ。

「こういうことはさ、同じ年代の男の子に聞いてみたらいいんじゃない?」

「え?誰よ。」

「いるでしょ、弟が。」

娘が電話すると、ちょうど大学寮にいて、ビデオ通話で話し始めた。近くに同級生や先輩もいる。

「ウィー!どしたぁ?」

ドアップの顔にまず笑顔の娘。今回の話を話すと、うんうん、と男子たちは聞いてくれて

「そりゃぁー、行かせたほうがいいですよー!」

全員一致で言った。

「やっぱり、あの時行けなかったっていうのは、後まで引きずるし、それが禍根になって喧嘩になっちゃうかもしれないし。別れることになっちゃうかもしれないし。」

「それだったらさ、今回は行かせて、もし裏切るようなことがあったら、そんときゃー、ねぇ!」

「鉄拳制裁だよなー!ガハハ!」

「だけど、この彼氏、すっごくいい人なんだよ、ほんとほんと、あんないい人いないんだー」

弟も、すでにK君のファンなのだった。

「ちょっと、なんでアンタもKくんの味方になってんのよ。」

「お前がやるべきことは一つだ。プロレスの(名前忘れたけど)のビデオを繰り返し見ることだ!」

「高校の体操服限定で行かせるってのは、どう?半ズボンでさー」

ギャハハハーーー

もうすでに、娘は笑顔になってるし、画面の向こうでは勝手に盛り上がっているし。

解決に近い。

「わかった、今回は行っていいよって言うわ。」

とうとう、娘の口から和解案が飛び出した。すごいなぁ、貧乏大学生たち。

「まぁ、またなんかあったら、電話してきていいよ。ウィー」

「うるさいよ。笑 またね。」

娘のモヤモヤはスッキリしちゃって、翌朝帰っていった。

 

人とつきあうのって難しい。そこに恋愛感情があるなら、なおさら。

揺れる自分の気持ちを抑え込んで我慢すれば、喧嘩にならないかもしれないけど、自分の気持ちが置いていかれる。いやだ!と相手にいうのは、勇気がいることだと思う。

今回みたいに、相手を怒らせてしまって、つらい思いをしてしまうこともある。

でも、自分の気持ちをわかってもらいたい、って一生懸命になることが、「あなたのことが大切なんだ」という証にもなる。

今回の騒動で、「気持ちよく見送るわけじゃないけど、でも、信じているんだよ」という隠れたメッセージはきっと彼に届いているだろう。

結局、大好きってこと。

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