3年生。進級しても、ほとんど学校には来ません。連続で実習があるので、直接実習へ行って、家に帰る、の繰り返し。
毎週木曜は、登校して各自学習する日ですが、仲間に会えても、考えること、やることが山積していて笑い合う雰囲気ではありませんでした。
とにかく、間違ったり、勝手なことをして注意されたら実習停止に追い込まれる。そうなると、出席日数が足りなくなり、単位を落としてしまう。
それは、つまり、留年確定を意味する。やり直しのチャンスはないのである。
勝手なことをする、というのは、些細なことだと一般的には思われることも含まれる。
たとえば、病院食は、疾患を考慮して作られているので、ただの食事というよりは薬と同じ扱い。親切心で配膳などしてはいけない。
実際には、体が拭きたいからと患者さんに頼まれて、先生の許可なく温タオルを渡しただけでもインシデントとなったケースもある。
学生は資格を持っていないから、患者さんにまつわることは、すべて許可を得る必要がある。
こんなふうに、緊張の連続の中、国家試験対策として、百科事典みたいな大きさの問題集を買って毎日コツコツと勉強をしていく。隙間時間の利用にアプリも役に立った。
中学生みたいに、定期的に模試を受けては一喜一憂、夏休みはみんなで予備校に通って…
秋の統合実習を終えると、久しぶりに登校が始まって、静かに机に向かう各自の目線の先には、国家試験まであと◯日!と書かれた手作りのカレンダー。
毎日、一枚ずつめくられていく。
私は、1年生の時、3年生の教室を覗き見して、ピリピリした雰囲気を感じ取っていた。先輩たち、頑張ってるな…私もここにきっと座る日が来るだろう…と
国家試験は年に一度のチャンス。
会場は、申し込み順に指定されるため、学校ごとに同じ会場となる。私たちは都内の大学だった。
社会人組で話し合って、前日からホテルを予約して行こう、と約束していたのですが、
旅行会社が国家試験パックなるものを用意しているんです…
「全員、このパックで行きなさい!」
先生の一喝で渋々この案に乗ることに。だって、割高…なんだもの。
ビジネスホテルに泊まり、当日は専用バスで会場まで移動します。
夕飯は自由。若い子達は、ノートを見ながらコンビニ弁当を食べていました。が、ここまで来たら、まな板の鯉!とばかり、先生がいないのもラッキー、私たちは夜の都内に繰り出して、少し高級なお店で食事をすることにしました。
大きなセイロで蒸された柔らかいお肉…忘れられません。笑
ホテルに帰ると、メグちゃん一家から応援動画がみんなに届いていました。
「がんばってねー!!」
乗り越えてきた、厳しかった道。
今、ここに集った私たちは、間違いなく、最終ステージに立つ勇者だ。
いざ、行かん。
「始め!」
試験監督の声が教室に響いた…
🍃 このブログについて
子育て卒業後の“自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。
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🩺 カテゴリー:看護学校体験記「私の再出発ノート」シリーズ
40代で看護学校に通い、看護師として再出発するまでの実体験をまとめています。
迷いや不安を抱えながらも、一歩を踏み出す勇気を描いたシリーズです。
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