※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。
今朝は特に冷たい雨が降っている。こたつで寝ていたはずの愛猫ごま助が、朝方に前足で私の顔をちょんちょん。入れてくれ…さむい。と言わんばかりに布団の中に潜り込んできた。
頭から入って、方向転換。絶妙に私の肩に体重を預け、丸くなって目を瞑る。これ、これや…そんな顔をしている。
テレビをつけると「りくりゅうペアの金メダル」のニュースが飛び込んできた。
抱き合って喜び合うふたり。
結成から積み重ねてきた年月の中でつかんだ金メダル
ふたりは、それぞれ他の人とペアを組んでフィギュアスケートを続けてきた歴史もある。
試合後のインタビューの中で、木原龍一選手は、
結果に結びつかず、競技を続けることを迷っていた時期もあったことを明かした。
この出会いがなかったら、今の自分はここにいなかったかもしれない…
絞り出された言葉に、ふたりの努力と絆が見える。
試合のVTRを見て、自然に涙が流れた。
何の涙なのか、自分でもよくわからないけれど、ふたりの、滑らかにステップまでピッタリと合ったスケーティング、自然に伸びた美しい指先、力強くスムーズなリフト、そこから繰り出されるスローティングジャンプ、そのすべてが観る者の胸を打つ。
解説の高橋成美さん(木原選手の元ペア選手)を含め、そこにいた全員が自然に立ち上がってしまうほど。
解説席からも思わず美しさを称える声が漏れる。
まさに、点数で争う試合を超えて、氷上の神の美しい舞を見ているような、恍惚感が会場に漂っていた。
高いリフトで終わるふたりのスケート、ハッと我に返り、割れんばかりの拍手が舞い降りていた。
前日のミスが響き、ショートプログラムでは5位。トップとの差は6点。
終わってしまった、と泣き続けていた木原選手を三浦選手が支えたという秘話も披露された。
解説でも、このふたりだからこそ辿り着けた演技だったと感じさせる言葉が印象に残った。
トップレベルの技術を持ち寄っただけでは、優勝することはできないのだな、と思った。
技術以上に必要なもの、それは、ふたりの信頼である。
少しでも疑いが生まれると、リフトの時間やタイミングなどが少しずつ、ずれていくのだそう。
解説では、木原選手の慎重で積み重ねを大切にする姿勢にも触れられていた。じれったく感じるほどの歩みでも、時間をかけて築いたものは簡単には崩れない――そんな言葉が心に残った。
遠回りに見えても、納得できるまで取り組み続ける先に、見せかけだけではない芯のある演技を掴むことができるんだ、そんなことを感じた。
怪我、失敗、失意を、ふたりのお互いを思いやる言葉と姿勢で乗り越えてきた。
ここまでの積み重ねた年月が
ふたりは別々の人間なのに、氷の上ではひとつの存在…
そう感じさせるくらいの一体感を生んでいたのだと思う。
スポーツに全身全霊を捧げる姿は、私たちに努力の素晴らしさを教えてくれる。
決して器用ではない、時にはじれったいと思われるくらいの愚直さが、こうして美しく花開いて人々を感動させる。
どんな境遇でも、どんな人生でも、努力はきっと報われるという希望の光がそこにある。
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