宙を舞うスノーボーダー|ハーフパイプ決勝の朝、平野歩夢選手の言葉

※この記事では、日常の中でふと感じたことや人生についての想いをエッセイとして書いています。

ハーフパイプは、日本時間3:50からの中継。

見るぞ!っと目覚ましをかけて布団に入るとウトウト。

テレビはつけっぱなしになっていたから、目覚ましが鳴って薄目をあけると、漆黒の夜に真っ白に輝くハーフパイプが見えた。

若きスノーボーダーの山田琉聖選手が、颯爽とジャンプしながらパイプに入り、シャアーーー!と氷を削る音を響かせながら、パイプの端に登っていく。

緊張が高まっていく。

パッと空中に飛び出した瞬間は、音もなく、クルクルとボードと体が一体となって、暗闇に浮かぶ。

まるで、宇宙空間に放り出されたみたい。

背に見える、雪の稜線が美しい。

青空の下、色とりどりのユニフォームを着た選手が滑り降りるタイムレースのボードとは違った美しさがある。

何度も高いエアを決め、ガッツポーズで降りてきて、ヤッターーー!すごいぞ!!と思ったまでは記憶がある。

眠ってしまったらしい。

朝のニュースに切り替わっていた。

戸塚優斗選手 金メダル!

山田琉聖選手 銅メダル!

よろこびに沸いていた。

ああ、メダル取れたんだ、すごい!

4年間の苦しい努力が報われた、と戸塚選手はそう言っていた。

美しい技ばかりに目がいってしまいがちだけど、筋力アップや持久力アップのための苦しいトレーニングの積み重ねの上にある栄光なんだ、自分を信じて孤独に走り続ける精神力を改めて感じた。

応援していた平野歩夢選手は、7位。

ニュースで平野選手のスタートの表情を見ていた。

数ヶ所の骨折を抱えながら、痛くないわけがないのに、落ち着いた闘志に満ちた表情だった。

怪我をしたのと同じ技を本番で繰り出す勇気。

鬼気迫るものがある。

怪我を押しての出場。

「生きてて良かったなという気持ちになれてる。」

というコメントが注目される中、私は、競技後の

「これまでやってきたことは何一つ無駄ではない。

またゼロからこの悔しさをつなげていけるように。」

というコメントが熱く響いた。

トレーニングも、挫折感も、怪我をしたことも、全てを彼は自分のものとして消化し、そしてさらなる高みをめざしている。

アスリートの素晴らしさを噛みしめた朝だった。

 

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