今回ご紹介するのは、
小江戸・佐原のまちをゆったりと巡るポタリングコースです。
柳の風景や、歴史のある建物を眺めながら、
小野川沿いをのんびり走れるコース。
ランチや甘味処での寄り道も楽しみのひとつ。
輪行で気軽に訪れて、半日〜1日ゆっくり過ごせます。
スタートからゴールまでのルートを地図にまとめました。気になるスポットと合わせてご覧ください。これから佐原を訪れる方の参考になれば嬉しいです。
🚲 佐原ポタリング概要
- 距離:およそ7km(ゆったり観光ペース)
- コース:佐原駅→小野川沿い散策(徒歩 )→伊能忠敬記念館→伊能忠敬旧宅→小堀屋→佐原街並み記念館→香取神宮→コーヒー玉澤→佐原駅
- 所要時間:半日から1日 (走行時間35分、観光や休憩時間を入れると6時間でした)
- 難易度:★☆☆☆☆(のんびり散策向き)
- 見どころ:江戸風情ある町並み、小野川沿いの景色、酒蔵や甘味処めぐり
〜スカーレット号と出発!折りたたみ自転車で輪行旅へ〜
今日は、愛車K3(折りたたみ自転車)を連れてポタリングにでかけました。

ママの旅の相棒は「K3」っていう折りたたみ自転車。スカーレットオレンジの車体だから、ママは勝手に「スカーレット号」って呼んでるにゃ。軽くて電車にも乗せられるから、いつも一緒にお出かけしてるよ〜🐾(DAHON製、7.8kg)

📍立ち寄りスポット一覧
- 佐原駅(スタート)
- 小野川沿い散策
- 伊能忠敬記念館
- 伊能忠敬旧宅
- 小堀屋本店(ランチ)
- 佐原街並み交流館
- 香取神宮
佐原の古い街並みで、タイムスリップ体験
まず降り立った佐原駅が素敵。
瓦屋根の趣のある駅舎を見て、思わず記念写真を撮りました。
K3を組み立て、駅から小野川沿いまでは、5分ほど。
忠敬橋でいったんK3を降りて、石畳の道を歩きます。
佐原は、すぐそばを利根川が流れており、そこから支流の小野川沿いに商家や蔵が立ち並んでいました。

江戸時代、江戸も凌ぐような賑わいで、利根川水運を使って、穀物や酒などあらゆるものが運ばれ、夜昼なく、商人が行き交う要衝であったと伝えられています。
現代でも、寛政、天保年間から明治時代の建築が保存されており、カフェや雑貨店などに改装されて賑わっています。
小野川にはゆったりと、船が行き交い、川沿いに植えられた柳が涼しげに揺れていました。
まるで、タイムスリップしたかのような、素晴らしい日本の古き良き街並みに感動!☺️

🛶 佐原の舟めぐり(小野川下り)
| 乗船場所 | 小野川沿い「伊能忠敬旧宅前」乗船場 |
|---|---|
| 運行時間 | 10:00〜16:00(最終便15:30頃) ※季節により変動あり |
| 料金 | 大人 1,300円/小学生 700円(未就学児無料) |
| 所要時間 | 約30分(往復コース) |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休)/荒天時運休 |
| 問い合わせ | ぶれきめら(Brekimera) TEL:0478-55-9380 |
| 備考 | チケットは乗船場または観光案内所で購入可。桜やあやめの季節は混雑するため予約推奨。 |
💡 おすすめポイント:
川面から眺める町並みは、歩きや自転車とは違う角度で楽しめます。
船頭さんの案内付きで、伊能忠敬や商家の歴史を聞きながらのんびり30分。
小野川沿いの「柳と橋の風景」を下から撮る写真も人気です📸
歴史ロマンに触れる|伊能忠敬記念館
河岸通りの散策を終えて、再び忠敬橋へ戻る。観光客で混み合っているので、K3を押しながら伊能忠敬記念館へ。
橋からはわずか250メートルほどの距離で、川沿いの街並みを眺めながらのんびり3分ほどです。

この街の有名人は、地図を作った伊能忠敬。
彼はその秀才ぶりを見込まれて伊能家の婿となり、穀物、酒造り、金融業など手広く営み、その財産を数倍にしたのだとか。
そして、50歳で息子に店を譲り、自身は江戸に出て、息子くらいの年齢の師について、学問を習い始めたといいます。
当時の寿命は50年から60年くらい。その歳から新しい学問を始めて、やがて地球の大きさを測量する偉業を成し遂げた話は、とても勇気が湧いてきました。
天文暦学から学び、地球の大きさを正確に測量する必要から、幕府の許可を得て、私財で江戸から北海道まで測量!
しかも、現代の地図とほとんど変わらない正確さと言われているそうです。
年齢を言い訳にしてる場合ではないぞ…
背筋が伸びる思い。
私たちはお向かいの伊能忠敬の旧宅も見学して、しばし、往時の船が行き交う様子や、荷揚げ、帳簿をつける人々などを想像して楽しみました。
日差しは厳しいけれど、不思議と風が抜ける不思議な場所です。
お昼ご飯は、老舗の真っ黒のお蕎麦をいただきました。昆布が練り込んである名物だそう。

香取神宮を歩く|森の中のパワースポット⛩
腹ごしらえをしたら、一路香取神宮へ向かいます。

大きな鳥居をくぐり、少し傾斜のある道を登っていく
バスで来る人々もいるようで、たくさんの人々がお参りのために並んでいました。
門前の参道を歩きながら、珍しいお菓子をつまみ食い。
鬱蒼とした針葉樹の森に守られた、灯籠の続く道を登ると、眩しい橙色に塗られた門が現れます。
本殿は、ずっしりと立派な檜皮葺の屋根に、黒い縁取りの金色の菊の御紋が輝いている。
厳かな気持ちでお参りをして、息子のために交通安全のお守りを購入!なぜかは、また後ほど。
ポタリング旅の締めくくりは、甘くて冷たいおとなのご褒美😌
再び小野川に戻って、オシャレなカフェに駆け込み、エスプレッソ味のかき氷を味わう・・
最高!どんなご馳走にも勝る!
歴史に触れ、おいしいお蕎麦とかき氷に舌鼓!最高の休日でした。
今度はどこに行こうかな♪
ご感想や体験談など、コメントで教えていただけたらうれしいです🌸コメント欄は、一番下です👇😀

佐原ポタリングまとめ
🚲 コースの印象
- 市内:ほぼ平坦。歩行者も多いのでゆっくり安全運転で。
- 香取神宮へ寄り道:参道手前から緩やかな上り。短い区間だけ勾配が少しきつくなるので、無理せず押し歩きでもOK。
⛰ 勾配メモ(香取神宮まで行く場合)
- 平均勾配:約2〜3%(ゆるやか)
- 最大勾配:短い区間で6〜7%程度
- 獲得標高:市街地から香取神宮まで約40〜50m
※市内のみのポタは実質フラット。香取神宮は「最後だけ小さな丘に上る」感覚です。
📍立ち寄りスポット振り返り
- 佐原駅 — 駅前でK3を組み立て、観光案内所でパンフをゲット。
- 小野川沿い散策(忠敬橋〜) — 柳と運河が映える、写真スポット満載の区間。
- 伊能忠敬記念館 — 忠敬橋から徒歩3分ほど。展示や映像も充実。
- 伊能忠敬旧宅 — 記念館の向かいにある江戸の町家。情緒あふれる佇まい。
- 香取神宮(時間があれば) — 参道に上り区間あり。名物グルメや門前町の雰囲気も楽しめます。
➡️ ルート地図をもう一度見る
🌿 このブログについて
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