男性ナースが増えた精神科の現場で
同僚ナースに、男性が増えてきた。精神科は、特に力が必要な場面が多いから、とても助かる。
30代なりたての男性ナース君。年長さんと3歳の子を持つお父さんだ。奥さんもナースさんで、交代で子育てをするイクメンで、イケメンである。
若いパパナースとの、ふとした会話
薬のチェックをしていると、ふと話しかけてくれた。
「いやー、漢方って本当に効くんですかね。子育てしてて、どうしてもイライラしちゃうんですよね。だからって、安定剤は抵抗あるから、笑。抑肝散とか……」
「そうだよねー。5個済ませたいことがあったのに、子どもがお漏らしとか、イレギュラーなことが起きたりして、3つしかできなかったわー、って日もあるんだよね」
「あー、それある!予定が狂ってイライラするやつ……」
子育てのイライラは、ずっと続くわけじゃない
「だけどね、子育てのいいところは、そのイライラも終わりがあるってことだと思うんだ。
私もね、『これがずっと続くんだ!!やだ!』って思ってたんだよ」
「今がいちばんいい時」と言われても、わからなかったあの頃
立ち読みも、映画館も、試着も、ゆっくりできない。
自分の時間が全然ないじゃない。もう、自分だけの時間なんて持てないんだ。そう思ってた。だけどね、
振り返ってみたら、いつの間にか終わってた。ほんとは、すごく短い期間だったんだって、後からわかった。
当時、近所のおばあちゃんから、
「今がいちばんいい時ねぇ……」
なんて言われても、何を言っているんだろう、って思って、わからなかったけれど。笑
もっと抱っこしておけばよかった、という気持ち
子どもたちは育っていくし、手が離れていく。
「もっと、抱っこしたかったって思うもんねー!」
「笑、抱っこ、いっぱいしてたでしょう?」
「うん。でも、もっともっとね。今、あの小さかった手を握りたい、と思ってもさ、あの頃の息子はいないからさ。
20歳過ぎて、誕生日に『あとは老けるだけです』とか言ってるし。」
「あはは。そうなんですね。今の話、深いですね。刺さりますね」
家族の時間は、永遠じゃないと知っているから
それから、彼と家族の時間の尊さについて語った。
これからの、限られた親との時間。子どもたちとの時間。どれも永遠じゃないと知っているのと、知らないのとでは、違いがある。
それを、彼もわかっている。
人の人生に触れる仕事だからこそ
子どもたちと一緒に遊んだり、おやつを作ったり。
義理の曽祖父を連れて出かけて、トイレに1時間に一回付き合った話をして、笑わせてくれることもある。
看護師という職業に就いていると、さまざまな人々の人生、家族、思いに触れる機会がある。
生まれて、生きるとは?そして、死ぬとはどういうことか。いやでも考えさせられる場面がある。
温かい共感に包まれた一日
だからこそ、私たちは、自らの人生や尊い家族、大切な人との時間を大切にしたいと願っている。
温かい共感を感じた日だった。
🌷 このブログについて
私のブログでは、子育て卒業後の”自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。
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