神様みたいに眠るごま助
猫って、本当に毎日気持ちよさそうに眠っている。
ごま助も例外ではなく、気がつくと、同じ場所で、同じ格好で、すやすやと眠っている。
その顔を見ていると、なんだか神様みたいだなぁと思うことがある。
ドラゴンボールの「カリンさま」みたい
……ずっと見ていたい。
どうして、こんなによく眠るのだろう
それにしても、よく寝る。
でも、完全に熟睡しているわけでもなさそうで、 ちょっとした物音ですぐに片目を開けたり、耳だけ動かしたりする。
「どうしてこんなに眠っているんだろう?」
そんな、素朴な疑問がふと湧いてきた。
東京国立博物館で出会った“長い時間”
先日、東京国立博物館の特別展 「古代DNA ― 日本人のきた道 ―」 を訪れた。
人類のルーツを、DNAという視点からたどる展示だ。
DNA鑑定という言葉は、ニュースやドラマでも耳にするようになった。 私たち生物の“設計図”のようなもの。
歴史の授業で習った「人類の起源」は、新しい人骨の発掘や研究によって、 何度も書き換えられてきたことを思い出した。
グレートジャーニーに思いを馳せる
グレートジャーニー――
人類の祖先はアフリカの大地で生まれ、 陸を渡り、海を越え、世界中へと広がっていった。
きっと、より強い集団がその土地に残り、 残れなかった人々は、新しい大地を目指して旅を続けたのだろう。
人間は、いつの時代も、新しいものを求めて移動する生き物なのかな。
大きな世界地図の前で、そんなことを考えていた。
DNAが語る、人のかたちと人生
DNAを調べると、 髪の色、ちぢれ具合、肌の色、シミができやすい体質までわかるという。
さらに、人骨から復元された顔が展示されていて、 あまりのリアルさに、不思議な感覚を覚えた。
3000年前の人と、向かい合っているような気持ちになる。
人骨には、疫病や戦争の痕跡も刻まれている。
この人は、どんな苦しみを抱え、どんな最期を迎えたのだろうか。ということさえ・・・
考古学や生物学の持つ力に、圧倒された時間だった。
人類史の片隅に、猫がいた
展示の中に、猫のブースがあった。
猫は、人間が農耕生活を始めた頃、 穀物倉庫に集まるネズミを狙って、人の近くに棲むようになったという。
人間に飼われたというより、 お互いに都合がよかった、Win-Winの関係。
犬が狩猟を手伝う「主従関係」だったのに対して、 猫はあくまで、自分の目的のためにそこにいただけ。
それなのに、重宝され、 エジプトでは神様にまでなってしまったのだから、面白い。
ごま助のご先祖さまたち
イエネコの祖先は、リビアヤマネコ。 砂漠地帯に棲んでいた猫だそうだ。
展示されていた姿は、 ごま助よりもずっと精悍で、引き締まった体つき。
出土したお皿には、 邪魔をしたのか、遊んでいたのか、 小さな肉球の跡が残っていた。
古代でも、 その愛らしい肉球を眺めていた人が、きっといたのだろう。
眠るごま助は、歴史のつづき
ご先祖さまたちが、首尾よくその立場を築いてくれたおかげで、 ごま助たちは、今日もご飯の心配をすることなく、 窓辺でのんびりと「たぬき寝入り」を決めこんでいる。
調べてみると、 子猫の頃は20時間ほど、 成猫になると12〜16時間、 高齢になると、また長く眠るようになるそうだ。

だけど⸻うち約7割は浅い眠り(うとうと)、3割が深い眠り。
これは野生時代の「狩りに備えて体力を温存する習性」の名残なんだニャン
それにしても、やっぱり、よく寝る。
これからも、安心して眠っておくれ
長い長い人類の旅の片隅で、 静かに共存してきた猫たち。
その時間の先に、 今、こうして安心しきって眠るごま助がいる。
これからも、 癒しを与え続けておくれ。
神様みたいに眠る、ごま助ちゃん。
※この展示は夏に開催されていた特別展です。


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