「コロナになりました。」
息子くんから、ポツンと短いLINEが届いた。
えぇ!この暑いのに…?
2021年、我が家にコロナ初上陸
初めてコロナが我が家にやってきたのは、2021年の真夏のこと。
あのときも、息子が持ち込んできて、家族全員あっという間に感染。
なにせ、我が家の空調はリビングにしかなく、隔離なんてできるわけもなく。
時間差で寝込んだ、あの「地獄」の記憶がよみがえる。笑
息子は「困ったときだけ」連絡するタイプ・・・
普段、息子はこちらから連絡すれば一言返してくれる優しい子だけど、基本的には「困ってから」連絡してくるタイプ。
去年の記録を辿ってみると──
去年の夏も・・・
2024年8月。
「熱中症で死にそう…」
真夏に、LINEでぽつりとつぶやきが来た。
「え!熱あるの?」
「39.2。」
節約のために寮の食事を断って自炊、炎天下でよさこいの練習、バイト、デート…。
そんな生活をしていたらしい。倒れない方が不思議!
遠方の体調不良、親にできることは・・・
遠方に住む子どもの体調不良ほど、親として困るものはない。
心配しても、遠すぎて手が届かない。
できることといえば、ネットスーパーで物を送るくらいだ。
そのとき初めてネットスーパーを調べてみて、驚いた。
イオン、商売上手だなぁ
「今から1時間以内にオーダーすれば、明日の昼に配送できます!!」
焦って、ジュース、ゼリー、おかゆのレトルトなどを詰め合わせて、5,000円分ほど寮に送りつけてしまった。
母は息子には、ほんとに弱い…。
今回のLINEの本音はいかに?
あのときは「届いたかな?」「どうしてるかな?」と、そわそわしていた私も、さすがに3年経って、少しは慣れた。
今回もまた「わざわざ知らせてきた」ってことは……
かまってほしいのかな?
とりあえずLINEしてみた
「大丈夫?暑いのに、寝るところあるの?(空調ないんだし)
何か欲しいものあるの?」
すると翌朝になってから──
「すいません、寝てました。
友達が買ってきてくれたから大丈夫です!」
やっぱり(笑)。
本気で困ってるわけじゃないけど、「心配してほしかった」っていうのが本音なのかも。
仕方ないなぁ〜。
スポーツドリンクでもケースで送ってやろうかな…。
うんうん。おだいじにね。
ちゃんと手は洗わないと〜!
「はーい🙋」
……さっき届いたLINE。笑
💌新作エッセイでした。お読みいただきまして、本当にありがとうございます。
毎日暑い日が続きますね。体調にお気をつけください。
皆さんのお子さんのエピソードあったら教えてくださいね✨

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