忘れずに買ってきてくれた、つまみのり
前回、息子の顔を見に四国へ行ったとき、お土産に買ってきたつまみ海苔が、とってもおいしくて好評だった。
きっと忘れるだろうと思って息子に頼んだら、なんと買ってきてくれた。
鰹だしまでつけて。
「お!忘れなかったんだね、すごい!」
「まあね。これは、うまかったから。」
と、ぼそっとつけたした。
焼きそばに込めた子ども時代のミッション
さっそく、お昼にやきそばをたっぷり三玉分作る。
ああ、子どもたちが小さい頃、私がパートに出ているお昼に、**焼きそばを2人で作るようにって“ミッション”**を置いて行ったっけ…。
野菜や肉は切っておいて、ホットプレートを用意しておく。
「2人で協力して作ってね」って。
さてさて、どうやってやっていたのか…そんな思い出の味。
たっぷり作って、お土産の海苔をふっくらとのせて。
「はい、どうぞ。」

「うん、いただきます。」
高校野球を見ながらの、久しぶりの食卓
高校野球を見ながら、流し食べしている息子に、いろいろ聞いても生返事。
そうともよ。
でも、いいんだよ。こうやって、一緒に食卓を囲むのが久しぶりなんだからさ。
息子のサバイバル食生活
「お米は食べてるの?」
「いや、米は買ってない。うどん。」
「え?食べてないの?」
「バイト先で食ってる、おかわり自由だから。調子が良ければ二合くらい食べる。」
ははあ、すごい。
お金がないって、すごい。生きることと背中合わせ。米が食べられる幸せ。
母はやっぱり、息子に弱い
…買い物に行って、米売り場を眺める。高いなぁ…新米。
息子の言葉がリフレインする。
「ええい!新米買ったるわ!」
息子が帰ったら、古米に格下げしよ…
母は、相変わらず、息子に弱い。

🍙プチ情報:つまみのりの楽しみ方
焼きそばはもちろん、おにぎりや卵焼きに混ぜても絶品。
細かくほぐしてあるので、そのままおやつ代わりにも楽しめます。
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