中学生になった息子ちゃん・・キュンが止まらない話

10個下のママナース、アズちゃん。

彼女から中学生になった息子ちゃんの話を聞くのが、大好き。

オシャレ心、芽ばえる

——少し前まで、「お母さん、お母さん」って言ってたのにね。

今年の春から中学生になって、ふとした瞬間にその成長を感じるたび、なんだかほっこりしてしまう。

——これまで、1000円カットの床屋さんで、適当に散髪してたのにさ。

ある日、「中学生になったから」って、アズちゃんの行きつけの美容室に連れて行ったんだそう。

しばらく経ってから、何度も髪の毛を触ってるのを見て、

「伸びちゃったの? 切りたいの?」って聞いたら、

「うん、まあね」

——「床屋さん行く?」

「いや……この間行ったとこ、の方がいいかな」

って、ボソッと🤗言うんだよー、

——高いっつーの!笑笑

でも、かわいいねぇ、オシャレしたいんだねぇ。

「そうなの、一回連れて行ったら気に入っちゃったみたいで。いろいろ好みを細かく聞いてくれるでしょう?」

オシャレなんて何も考えてなかった少年時代から、

少しずつ周りが見えてきて、

「かっこよくなりたい」とかって、

一生懸命、校則に違反しない程度に髪を整えてる——

そんな朝の姿、いとおしい。

プールに行く前の日のこと

昨日から夏休みに入って、

「友達とプール行くから水着を買いたい」って、突然言い出して。

——勝手に買ったら気に入らないだろうからって、一緒に買いに行ったんだって。シンプルなやつ。

「アロハ柄とかじゃないんだね〜?」

「そうそう〜笑」

——男の子4人で行くらしくて、なんと全員でうちに前泊してるのよ。ギュウギュウに!

「ええ!? かわいいじゃなーい!楽しそうだね!

 じゃあ、ご飯とか大変だったんじゃない?」

「定番のカレーをたっぷり作ってね。部屋に持っていくのかと思ったら、リビングに来て、家族と一緒にワイワイ食べたの!」

想像しただけで、私までシアワセ。

中学生って、ちょっと大きくなったヒヨコみたい

中学生って、高校生とも違って。

心は大人になろうとしてるけど、でも、完全に手を離してほしくない。だけどそれを言わない。

——子ども扱いすると怒るくせに、あんまり構わないといじける。

小さい頃に飼ってたヒヨコを思い出す。

ピヨピヨ高い声で鳴いていたのに、成長すると、首が伸びてきて、大人びてくる。

でも産毛がまだ一部に残ってて、顔には幼さが残り、トサカが中途半端に伸びている。

——中学生って、そんなイメージ!笑

ふと見つめると「キモッ!」って

少しずつ、かけていた“手”を引いて、

代わりに“目”をかけていく——

距離感を保ちながら、

遠くで困っていないか、そっと見ている。そんな感じ。なんとも懐かしい。

こんなに大きくなったんだなぁって、遠くから息子を眺めていたら、

視線を感じたのか、

「え、なに?」って言われちゃう。

「わかる〜!ふと、見ていたい時あるよねー」

「いや、なんでもないけどさ。・・大きくなったなぁって思って」

とかいうと、

——「キモッ!!」

って、笑笑 

口はへの字でも、ちょっと照れたような嬉しそうな顔、してるんだろうな・・

抱きしめたい気持ちを、そっと

いつもは、きょうだい喧嘩したりしてうるさいのに、

お兄ちゃんが修学旅行に行ってる間、家が静かでなんだか寂しかったんだって。ほんの3日なのに。

「俺が帰ったぞー!!」

って、勢いよく帰ってきた時、ホッとしたらしい。

生まれてこの方、こんなに長く離れたことないのにね。笑

でも、こうやって少しずつ、

家族以外の人たちと楽しく過ごすようになっていくんだなぁと思ったら、うれしいやら、さみしいやらの母ごころ。

ほんとは、抱きしめたい気持ち。

でも、できないから、心でぎゅっと抱きしめる母、だよね。わかるよ。

きっと今ごろ

大好物の夕飯を囲んで、楽しい時間を過ごしてるんだろうなぁ……と、想像する私でした。

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