今まで、いろいろあったけど、気がついたら50代になっていて、両親を見たら80代にさしかかっている。
まだ2人とも元気にしているけど、いつ、このバランスが崩れるかわからない。
そう思ったら、今できることをしたいと思うようになった。
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きっかけは友人のお母様のこと
もう一つ、こう思うようになったきっかけがある。
友人のお母様が突然、病気を患い、亡くなる前に家族で旅行をした・・・というお話を聞いたこと。
お母様は、まだ50代の若さだった。
若い頃は、自分や親が亡くなるということを知っていても、本当の意味でわかっていなかった気がする。
この毎日は、永遠ではない。
そう悟った時、元気なうちに思い出をたくさん作りたいと思った。
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💝 思い出は色褪せない宝物
それからというもの、両親を誘って、秋には国内旅行に出かけたり、おいしいものを食べに行ったり。パンやお菓子を習った日は、持っていって、一緒に味わったりしている。
母は、「もう物は、いらないのよ」と言う。
確かに、年齢を重ねたら、物は多くは必要ないのかもしれない。
何かの折に、
「ああ、そう言えばあの時は楽しかったわねぇ」
「また行きたいわねぇ」
なんて、何回も思い出を辿りながら、その時のうれしかった気持ちを共有できる幸せ。
それは、形のない素敵なプレゼントだと感じている。
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🌷 今ある幸せを大切に
両親がいない世界を考えるのは、やっぱりつらい。
でも、その時が来た時に後悔しないように、「今できること」を、一生懸命やりたい。
そして、今ある幸せを大切にしていきたい。

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