[私の再出発ノート①]シングルマザーが41歳で看護学校へ再挑戦した理由

勇気のひとしずくをあなたへ

看護、子育て、趣味、旅・・私の日常から、あなたの未来につながるヒントを届けます。

― 遅すぎる挑戦なんて、きっとない ―

看護師を目指したい。だけど、こんな壁を感じていませんか?

「年齢的にもう遅いだろうか」「子どもを育てながら勉強なんて無理じゃないか」

私もかつて、そんな悩みを胸に抱えていました。
41歳、シングルマザーとして子ども2人を育てながら、私は看護学校への門を叩きました。

当時の不安、葛藤、周囲の反対・・それらを乗り越えた先で、
「やってよかった」と心から思える日々があります。

今、迷っているあなたに向けて、このリアルな歩みをそのまま届けます。

離婚後の1年、ずっと考えていた”看護への道”

看護学校に行くことを決めた雨の日を、私は今でも覚えています。小学生と中学生の子どもが2人いた私は、仕事を辞めてまで看護学校へ行って、やり切れるかどうかを1年間、迷っていました。

このまま今の仕事(医療事務)を続けていて、家計は本当に成り立っていくのだろうか?

児童扶養手当も、いづれ減額される時が来ます。子どもたちが、高校や大学に進学したいと言った時、できるだけのことをしてあげたい。

「今なら、まだ間に合うよ。あなたなら、がんばれるよ。」

背中を押してくれた看護師さんがいました。しかし、本当に走り切ることができるだろうか?

周囲の反対と不安、それでも踏み出した理由

途中で力尽きては、借金が残るだけで、ますます苦しくなるだろう・・・。

 資金繰り、生活、子育てと勉強の両立、迷いの元はたくさんありました。でも、私は、40歳、やるなら最後のチャンスだ、やらないで後悔したくない、自分を信じる心、あるのみ。

私は走り出しました。周りからは反対の声が聞こえてきました。

「子どもがいるのに」

「40歳からなんて、大成しない、遅すぎる」

どちらの言葉も、私を思っての忠告だったのだと思います。

それでも・・私は1年間、いろんな場面を想定して考え抜いてきた、今、反対されて迷うようでは完徹できないと強く思っていました。

支援や資金面は、こちらの記事に詳細を載せました。参考になさってください。
https://hajimari-blog.com/nurse-scholarship-support/

そして、41歳。看護学生としての生活が始まる

合格通知を手にしたとき、嬉しさよりも「本当にできるの?」という不安のほうが大きかった。

授業、実習、家事、子育て。どれも全力でやらなければいけない。

それでも、やるしかない。そう思っていました。

息子は当時、小学生。最初は学童に通っていましたが、雰囲気が合わず「行きたくない」と言い出しました。

反対しながらも、両親が放課後の居場所をつくってくれたおかげで、なんとか乗り越えることができました。

それでも、息子は釣りが大好きで、放課後になると川や沼へ出かけてしまう。

水の事故が怖くて、公文に通わせました。「満点を取らないと帰れない」ですからね・・・

娘は中学生で、部活と塾に通う日々。

それぞれが自分の場所で頑張ってくれていたから、私も看護の勉強に集中できたのだと思います。

両親の支えがなければ、今の私はいません。

通学や実習を考えれば、隣町の看護学校一択。

働きながら2年間で卒業できる准看護師課程と迷ったけれど、

年齢的にも最短で正看護師を目指す方がいい――

そう助言してくれたのは、かつて一緒に働いた看護師の先輩でした。

翌年の春、私は退職を決め、まさに背水の陣で学生生活をスタートさせたのです。

桜が満開の青い空が広がっていた、入学式

式の前に、「練習」と称して全員で息を合わせて起立、礼!着席、を何度も繰り返しさせられる。
…えらいとこに来てしまったのではないか??全員がそう思っていたに違いない.

新入生は40名の1クラス.4分の1程度が社会人組だが、私が最年長。

そりゃ、そうだよね。

それでも、「ここまで来たんだ、絶対にがんばるぞ!」という気持ちでいっぱいでした。

波乱の3年間の幕が開いた瞬間でした。

「遅すぎる」なんてことは、本当はない

恩師の言葉に、「やろうと思った時が、いつでもスタートになる」があります。私の座右の銘になっています。

あの時は、ただ必死でした。子どもたちと、自分の生活を守るために飛び込んだ、失敗は許されない道だったからです。

でも、結果的にこの決断は、私の人生を大きく動かしました。

私が、41歳で再出発できたように、あなたにもきっと、新しい一歩が踏み出せるはずです。

看護師を目指すあなたへ——私からのメッセージ

もし今、迷っているなら伝えたいです。

「人生を変えるのに、遅すぎることはない」 と。

私も最初は、ただの不安な母親でした。

それでも、一歩を踏み出したことで見える景色が変わりました。

挑戦には勇気がいります。けれど、その勇気は必ずあなたを次の場所へ連れていってくれます。


どうか、あなたの「頑張りたい」という気持ちを、信じてあげてください。

🍃 このブログについて

子育て卒業後の“自分らしい毎日”をテーマに、看護・家族・猫・ポタリングなど、日々の小さな挑戦と気づきを綴っています。

どうぞ、ほっと一息つきながらご覧くださいね☕️

🩺 カテゴリー:看護学校体験記「私の再出発ノート」シリーズ

40代で看護学校に通い、看護師として再出発するまでの実体験をまとめています。

迷いや不安を抱えながらも、一歩を踏み出す勇気を描いたシリーズです。

👉 関連リンク|看護まとめはこちら

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常総市の美しい桜

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